米Amplitudeは、プロダクトマネージャー、マーケター、グロースリーダー向けに、A/BテストとWebエクスペリエンスのパーソナライズを簡単に実施できる新たなソリューション「Amplitude Web Experimentation」を、10月16日(現地時間)に発表した。
今回発表されたAmplitude Web Experimentationは、強力な機能とセルフサービスモデルによってA/Bテストの実行を容易にし、ページのパフォーマンスを損なうことなくチームによるコンバージョンの向上を可能にする。
ステップ・バイ・ステップ方式のガイダンスを活用することで、ページの修正やターゲティングオプションの追加後、数クリックで実験を開始できる。さらに、Amplitudeの高性能インフラストラクチャが備えている高度な統計機能によって、顧客のニーズに応じたさまざまな方向への拡張が可能となっており、あらゆる規模のチームがエンジニアリングリソースを無駄にすることなく、複雑な実験の確実な実行を容易になる。
Amplitude Web Experimentationのおもな特徴は以下の通り。
- 視覚的な実験エディター:コードを記述することなく、数クリックの作業によって、Webサイトやシングルページアプリ(SPA)上で実験を直接実行できる
- ガイド付きのユーザーエクスペリエンス:ステップ・バイ・ステップ方式によって、A/Bテストを毎回正しく設定する
- 高性能インフラストラクチャ:逐次テスト、CUPED、多腕バンディットといった組み込み統計アルゴリズムによって、スクリーンフリッカーを排除してテストのカスタマイズを可能にする
- カスタムコードエディター:エンジニアリング部門のサポートを最小限に抑えた形で、JavaScript、CSS、HTMLのブロックをバリアントで使用して、モーダル、バナー、ページレイアウトなどをテストできる
- インサイト主導型の実験:顧客インサイトとターゲットを絞ったA/Bテストを組み合わせることで、パーソナライゼーションとコンバージョン率の向上を可能にする
これらの機能はAmplitudeのスタータープランに無料で同梱されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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