Pendo.io Japanは、新ソリューションである「オーケストレート」をリリースしたことを、10月30日に発表した。
オーケストレートは、電子メールとアプリ内ガイドのメッセージ作成との連携を自動化することによって、使いやすさを向上するとともにリテンションにもつながることで、企業の成長を促進するプロダクト。オーケストレートによって、「Pendo One」はプロダクト分析に基づいてユーザーガイドとメール配信を一元管理できるプラットフォームとなった。
オーケストレートでは、AIと自動化を通じてプロダクトチームとユーザー間でのコミュニケーションの形を一新し、プロダクトマネージャーは、アプリケーション内のユーザーのアクティビティに基づいて、パーソナライズされたメッセージを作成し配信することが可能になっている。
具体的には、ユーザーが30日間ログインしていない場合に、オーケストレートを通じてサービスへの再アクセスを促すメールを送信し、再度ログインした際にはアプリ内に「お帰りなさい」というガイドを表示するとともに、プロダクトの定着化につながる理想的な使い方へとユーザーを誘導する。
ほかにも、グロースチームによるクロスチャネルを使った無料版から有料版への移行促進や、既存ユーザーのサービス利用拡大を図るためのメッセージの作成・管理を支援する機能も備えている。
オーケストレートのおもな機能は以下の通り。
- メール作成ツール:ユーザーがアプリにログインしていない時でもコミュニケーションを取れる
- AIを活用したビジュアルデザイナー:コーディング不要で、アプリ内ガイドやメールを瞬時に作成してローカライズできる
- ジャーニービルダー:PendoのAIによるセグメント機能を活用して、最適なユーザーを特定するほか、複数チャネルのメッセージを1つのフローに集約して管理し、配信のスケジュールを設定する
- プリセットされたテンプレート:オンボーディングといった特定の使用事例に特化したメッセージのやり取りを行う
- ユーザー行動に基づく自動化機能:ユーザーの行動パターンや、PendoのAIを活用したインサイトからの推奨に基づいてメッセージを自動配信する
- 分析機能:メッセージの効果と、定着率や継続率といったプロダクトに関する成果の進捗を追跡する
- インテグレーション機能:HubspotやMarketoといったマーケティングオートメーションツールとの連携を可能にする(同機能のみ、近日公開予定)
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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