ダイヤモンド社は、ベンチャーやスタートアップの世界における、大企業とはまったく異なる働き方の作法をまとめた書籍『ベンチャーの作法』(高野秀敏氏・著)を11月27日に発売した。46判並製・352ページで、税込価格は1870円。
現在、さまざまな年代でベンチャー企業への転職が増えている一方、転職後に思うように結果が出せず悩む人も多いことから、同書では、ベンチャー企業で圧倒的に活躍するための仕事の進め方、成果の出し方、評価の手に入れ方について、ゼロから解説していく。
同書の内容は以下の通り。
○第1章 結果がすべてをつれてくる――「目標設定」の作法
- 「結果」より先に「裁量」を求めるな
- 「良い人間関係」に甘えてはいけない
- 「輝かしい過去」を過信してはいけない
- 「頭脳」になるな「手足」となれ
- 「キャリアアップ」の本当の意味
- 「結果」のことだけ考えていればいい
○第2章 評論家は今すぐ退場せよ――「任務遂行」の作法
- 「セカンドペンギン」が群れを導く
- 組織に「評論家」は必要ない
- 「スピード感」のないベンチャーは死ぬ
- 「トレンド」を嘲笑してはいけない
- 自分で「自分」に厳しくできるか
- 「納得感」なんて求めてはいけない
- 「やる」だけでなく「やり抜く」が大事
○第3章 誰の期待に応えるべきか――「指示対応」の作法
- 「顧客」より「経営者」を見ろ
- 「朝令暮改」を受け入れよう
- 経営者に「説明」を求めてはいけない
- 「無茶」に応えるのも立派なスキル
- 振り回されても、他者を振り回すな
- 期待に「応える」と「超える」の違い
- 結果を出すために「評価」を手にする
○第4章 他者への期待を捨て去る――「連帯形成」の作法
- 「人を動かせる人」が本当に優秀な人
- 「助けてもらえる人」がやっていること
- 仕事を「任せる」ときにやってはいけないこと
- 「知りたい」と思われる人になれ
- 「上を動かす」という最強のマネジメント
- 「自分勝手な人」になってはいけない
○第5章 落ちたボールを拾いにいけ――「職務越境」の作法
- 「関係のない仕事」は組織に存在しない
- 「採用」するのもあなたの仕事である
- 「社長のボール」も奪いにいけ
- 越境と似て非なる「越権」という行為
- 手を動かせない人がたどる末路
- 「会社の壁」を越えるということ
○終章 あなたが群れを抜けるとき
- 「何人辞めた」ではなく「誰が辞めた」が重要
- 「120%成長」を喜んではいけない
- 中途半端な「黒字」にすがるな
- 自分の「市場価値」がわかる瞬間
- 会社を去ることは「恩返し」でもある
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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