ラクスは、エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャーなどが活動や開発・運用で得た知見などの技術情報を共有するイベント「ラクスMeetUp」を、2月5日にオンラインで開催する。参加費は無料。
同イベントでは、同社のサービス「楽楽シリーズ」が抱えるデザイン課題に対して「なぜ今取り組むのか」「どのようにデザインを刷新・共通化しながら継続的に改善していくのか」を掘り下げてトークしていく。
各セッションでは、実際のプロダクトチームやデザイナーが進めている共通UIコンポーネントの策定・導入事例、UXライティングのガイドライン、ユーザビリティテスト、デザインシステムへの取り組みなどを紹介。シリーズ全体のブランドイメージと使い勝手を一挙に向上させるための事例を共有する。
参加対象は以下の通り。
- プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー
- UI/UXデザイナー、プロダクトデザイナー
- 成長期のプロダクトフェーズの開発に興味のある人
- プロダクトマネージャーの組織作りに興味のある人
- プロダクトマネジメントの知識や事例を知りたい人
発表内容は以下の通り。
「なぜ今、楽楽シリーズはデザイン課題へ挑むのか?」/東京開発統括部 製品管理課(PdM) 中村沙樹氏
「楽楽シリーズ」はユーザーのニーズにあわせて独自進化を遂げてきた結果、製品ごとにデザインにバラつきがあり、それが一部顧客へ価値を提供しにくい状態となっていた。そこで現在「楽楽精算」などの長期運用製品のデザインを刷新する取り組みを本格化させている。トークでは、なぜこのタイミングでデザイン課題に挑むのか、その背景と進め方を紹介する。
「楽楽シリーズのUI刷新戦略」/プロダクトデザイン2課 課長 清水馨一氏
前セッションの背景を引き継ぎながら、デザインを刷新し継続的に改善していく進め方の事例を紹介する。具体的には、シリーズ全体で共通コンポーネントを作成し、段階的に各サービスに適用していくロードマップを解説。また、事業部・プロダクトマネージャー・デザイナー・エンジニアといった多様なチームでデザインを重視して進める組織体制も取り上げ、どのように「楽楽シリーズ」のデザインを再構築していくのかを示す。
「レガシーとモダンが混在する楽楽シリーズのUI共通化への挑戦」/プロダクトデザイン2課 今村沙穂理氏
デザイン課題を解消するための「UI刷新」を主題に、既存ユーザーに大きな混乱を与えない進め方を解説する。具体的には、最新プロダクトのデザイナーと連携した「共通UIコンポーネント」の策定や、ブランドカラー・ガイドラインづくりの実例を交えながらシリーズ全体でのUI統一の取り組みを紹介。さらに、その先にある「UX改善」の一環として、UXライティングのガイドライン策定やユーザビリティテストを活用した継続的な検証体制への取り組みもあわせて共有する。
開催日時は2月5日の19時~20時30分で、Zoomを使用して行われる。参加には事前の申し込みが必要となる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア