SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第4回。オフラインとしては2回目の開催です。

ProductZine Day 2025

ProductZine Day 2025

Mixpanel, Incからのプロダクトティップス

プロダクトマネージャーの新常識:収益指標への責任がプロダクトの成功を導く

Mixpanel, Incからのプロダクトティップス 第26回

Mixpanelで収益を追跡する

 弊社のプロダクトマネージャーが収益に責任を持ち、自社内の指標をMixpanelで追跡し始めたときに、もっと早く気づくべきだった事実を発見しました。Mixpanelのプロダクト分析ツールは、収益指標のトラッキングに向いていない、ということです。

 当時、ユーザーアダプションやアカウントアダプションのようなプロダクト指標は簡単に見ることはできても、それを収益インパクトに結びつける方法がありませんでした。代替法として、SQLクエリを実行して、意味のある数字づくりに何週間も費やさなければなりませんでした。Mixpanelは収益指標を分析することができないため、理想とのギャップがあったのです。これが、Mixpanel レベニューアナリティクスが誕生した由来です。

 プロダクトの変更やアップデートが収益に与える影響を、面倒な手順を踏まずに表示できるようにしたのです。

 Mixpanel自身がこのギャップを目の当たりにしたことで、ユースケースを特定し、クライアントや社内のプロダクトマネージャーにとって価値のある収益分析機能を構築することができました。今では、自社のプロダクトイニシアチブのインパクトを一か所で測定できるようになりました。

 Mixpanel レベニューアナリティクスのローンチにより、少なくとも最初の1年間プロダクトマネージャーが収益に責任を持つという習慣を容易にしました。また、プロダクトマネージャーはその結果を直接Mixpanelで追跡できるようになっています。

 このように、収益とプロダクトの両指標を理解し、プロダクト戦略に活かすこと。それが、現代のプロダクトマネージャーに求められ始めた要素なのです。

この記事は参考になりましたか?

Mixpanel, Incからのプロダクトティップス連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

Neha Nathan(Mixpanel, Inc)(Neha Nathan)

Mixpanelのプロダクトマネージャー

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

ProductZine(プロダクトジン)
https://productzine.jp/article/detail/3407 2025/04/25 11:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング