クライス&カンパニーは、CXO・ハイクラス層の転職支援を行う中で蓄積した独自データに基づいた、2025年上期の「CXO転職市場レポート」を7月31日に公開した。

同レポートによれば、経営の中心となるCEO/COOは前年と比較して2割程度の増加を、毎年着実に続けている。2020年との比較ではCPOがもっとも増加しており、求人数は約10倍に達した。
年収1500万円以上のCXO求人数は、その伸び率が5年ほど前より大きくなり、とりわけ2023年〜2024年は前年と比較して20%増加している。

2024年度は、CFOポジションが2割を占めて最多となったほか、CEO/COOポジションとCFOを合わせた割合は約4割に達し、経営トップ層の求人数が多くを占めていることが明らかになった。

2024年度におけるCXOの決定者は、年収1500万円〜1999万円が多い。一方で、年収3000万円以上も約18%に達している。

年収2000万円以上の決定者が選んだ企業タイプは、「上場ベンチャー」が4割で最多となり、「スタートアップ」が3割でそれに続いた。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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