行政情報システム研究所(AIS)は、「行政機関におけるパブリック・クラウドの活用に関する調査研究報告書」および「行政機関におけるアジャイル型開発の導入に関する調査研究報告書」を、6月23日に公開した。
同報告書は、AISが2019年度にアジャイル型開発の導入とパブリック・クラウドの活用をテーマに、行政機関における現場の実務に役立つ知見を抽出すべく行った調査研究に基づいている。
調査では、すでにこれらのアプローチを積極的に取り入れている諸外国(米・英・加・豪・NZ)政府機関に対するインタビューおよび公開情報の調査、国内で先行してこれらのアプローチに取り組んでいる実務家や有識者(政府・自治体職員、CIO補佐官など)へのインタビュー、政府およびAIS会員のIT企業(内閣官房IT総合戦略室、総務省行政管理局、AWS、NEC、NTTデータ、日立、富士通、日本マイクロソフト)からなる研究会による課題および解決策の検討が行われた。
同報告書では、アジャイル型開発およびパブリック・クラウドに関して、諸外国における取組みの現状、我が国行政機関が今後、直面すると考えられる課題、その課題に対する解決策について、豊富な事例を交えながら明らかにしている。
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