近代科学社は、『製品開発のためのHCD実践 ユーザの心を動かすモノづくり』(福住伸一氏、笠松慶子氏著)を、8月26日に発行した。A5判で、税込価格は2750円。
同書は、人間工学(人間が安全に活動し、最大の成果を得るための学問)における基本的な考え方である人間中心設計(Human Centered Design:HCD)が、多くの活動と結びついていることを解説し、理論とマネジメントに重きを置いてコンパクトにまとめている。
理論については、ISO9241-210:2019およびJIS Z8530:2021を中心に基本的な考え方を説明し、それを現場でどのように適用するのかについて実践が示される。また、マネジメントの観点では、人間工学に関する研究開発活動がHCDの諸活動に直接・間接的にどのように関係しているのかについて、具体的に示す。
HCDを学ぶ学生への実践的教科書、若手開発者・エンジニアの指南書、さらにはプロジェクトマネジメントに携わる人々の参考書として使えるよう構成されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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