UB Venturesが監訳を務めた翻訳書『PLG プロダクト・レッド・グロース』が発売

　UB Venturesは、同社の代表取締役・マネージングパートナーである岩澤脩氏、ベンチャー・パートナーである高野泰樹氏が監訳を担当した、『PLG プロダクト・レッド・グロース』（ウェス・ブッシュ氏：著、八木映子氏：訳）が、10月22日にディスカヴァー・トゥエンティワンから発売されたことを発表した。四六判で、税込価格は2310円。

　同書では、事業経験のあるウェス・ブッシュ氏が、PLG（プロダクト・レッド・グロース）を選択するためのM（マーケット）、O（オーシャン）、A（オーディエンス）、T（タイム・トゥ・バリュー）フレームワーク、オンボーディングのためのボーリング・レーン・フレームワークなどを駆使しつつ、新たに到来したプロダクトの時代を生きるための術を具体的かつ実践的に解説しており、実際にPLGを活用している各社の事例を多く交えながら、明日からの一手につながる、わかりやすい知見が凝縮されている。

　PLGは、アメリカのソフトウェア・スタートアップ業界で起きている、セールスがプロダクトを売る時代から、プロダクトでプロダクトを売る時代へのパラダイムシフトにおいて、キーワードとなっている成長戦略で、フリーミアムを駆使してユーザーを獲得し、バイラル効果でユーザーベースを広げ、ユーザーがさらに機能を使いたいと思うタイミングで課金を促す、B2Cのグロースハックの考え方をB2Bに応用した新たな手法。

　UB Venturesは、日本と海外のスタートアップシーンの情報格差を埋めるべく、PLGに関するコンテンツを、2020年から同社のWebサイトにて発信してきた。

　10月26日11時～12時15分には、『PLG プロダクト・レッド・グロース』の発売にあたって、WiL パートナーの久保田雅也氏と、UB Venturesの岩澤氏による無料対談イベント「新たな事業領域を切り拓く 3つの投資トレンド」をオンライン開催する。視聴には事前登録が必要。