Faber Company(ファベルカンパニー)は、UI/UX解析・CVR改善ツール「MIERUCA HEATMAP(ミエルカヒートマップ)」に、新機能「イベントセグメント」を11月8日に追加した。
MIERUCA HEATMAPは、Webサイトやランディングページのどこを・どのようにユーザーが見ているかを分析する、コンバージョン(CV)改善施策などに役立つツール。ユーザー行動が色で表現されるので、直感的にデータを理解することが可能で、UI/UXの問題点を把握しやすいなどのメリットがある。
今回、追加されたイベントセグメントは、従来のMIERUCA HEATMAPではユーザー行動ごとの比較ができなかったため、「CVしたユーザーとCVしなかったユーザーの行動の違い」「売上につながったユーザーはどこを見ているのか」といった、より高度な分析が難しかった状態を解決する機能で、Cookie情報を用いることなくユーザー行動を分析するので、Cookie利用承認のポップアップの実装が不要で、MIERUCA HEATMAP上でゴールを設定するだけで分析が行える。
イベントセグメントでは、指定したユーザー群の行動を可視化し、予約や問合せ、資料請求ページに遷移したユーザーが注目している箇所を目立つように配置したり、指定ページに遷移しないユーザーの行動を分析して、WebサイトやLPを変更したりといった改善を可能にする。
また、目標達成地点となるURLリンクを「イベント」として設定するだけで、指定したイベント条件を達成したユーザー行動のみをヒートマップデータ化して表示し、過去に取得したデータがある場合は、イベント設定が完了し次第、そのデータを活用してユーザー行動を比較できるようになった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア