フラーは、同社が運営するアプリ分析サービス「App Ape(アップ・エイプ)」で蓄積している各種データから、アプリ市場の現状を読み解いた「アプリ市場白書 2021」を作成し、2月28日に公開した。同白書は、2021年1月~12月の期間に蓄積されたデータに基づいて作成されている。
同白書によれば、2021年の国内のアプリ総MAU(調査対象アプリの月間起動ユーザー数の合計)は、前年比で115%、2019年比で134%だった。1人あたりの月間平均利用アプリ数(ユーザーが利用するアプリ数の平均)は、過去最高の40個を記録している。
1日のうち、ユーザーがアプリを利用している時間の平均は、長期化する新型コロナ禍の影響によるインドア志向の高まりや、テレワークなどによるオンラインコミュニケーションの急増などもあって、過去最長の4.8時間に達した。ユーザーが1日に同じアプリを起動する回数は、平均3.5回とわずかに減少している。
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