アトラエは、同社が運営する組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」において、組織のカルチャーを可視化する新サービス「Wevox Organizational Culture(Wevox組織カルチャー)」の提供を5月18日に開始した。
これまで、Wevoxでは組織のエンゲージメントを可視化する「Wevox Engagement」をメインに提供してきたが、さまざまな組織と向き合う中で“組織課題の多くは組織カルチャーに起因する部分が多いのではないか”と考えたことから、アクション・デザインの代表取締役である加藤雅則氏、早稲田大学商学部の村瀬俊朗准教授との共同による、今回の「Wevox Organizational Culture」の開発に至っている。
Wevox Organizational Cultureでは、8つの因子で組織カルチャーをモデル化し、組織のカルチャーを見える化する。また、組織カルチャーがどの組織階層で合意しているか、どこで合意できていないのかといった“コンセンサスの可視化”機能の開発も進められている。

おもな機能の1つである「組織カルチャーサーベイ」では、組織内で共通認識が取れている「組織カルチャー」と、事業部署内で共通認識が取れている事業の特性に寄った「サブカルチャー」それぞれの因子の優先度を、相対的に回答する仕組みによって組織毎に優先される行動パターンを特定し、理想のカルチャーと現在のカルチャーとのギャップを組織全体や縦横の組織・チームごとに数値化する。

また、現場の人々と経営層、現在と未来という4点の組み合わせで結果をレポートする「分析レポート」機能も備えており、現場組織の各層の人々が現在感じている組織カルチャーと、経営層が理想とする未来の組織カルチャーとのギャップを適切に把握することで、本来称賛されるべき行動(理想とされる組織カルチャー)を適切に称賛し、“組織の必勝パターン”としていくマネジメントを実現していく。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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