クラウドサービスを開発・提供するヌーラボの、オンラインで作図・複数人での共同編集を可能にするツール「Cacoo」が、図形の移動やスクロールなどでキャンバスサイズを超える場合に自動で作図できる範囲が拡大される「無限キャンバス」機能をリリースした。
オンライン作図ツールの「Cacoo」は、プロジェクトのアイデアやウェブサイトのレイアウト、作業計画などをオンライン上で簡単に作成し、チーム内に共有できるWebサービス。ワイヤーフレーム、フローチャート、組織図など、豊富なテンプレートや図形をもとにあらゆる図が作成・共有できる。
これまでは、最大縦8000×横8000pxのキャンバスサイズを超えて図形を置くことはできず、キャンバスサイズを超える位置に図形などを配置した場合、強制的に戻され、キャンバス内に配置される仕様だった。
本リリースにより、キャンバスサイズを超えて図形を配置した際、自動的に作図できる範囲が拡大されるようになった。また、ズーム比率も従来の25%~200%から1%~800%まで拡大した。さらに、今回新たにリニューアルされた「フリーサイズ」には、キャンバスサイズの境界が存在しないため、フリーサイズのシートを利用した場合はキャンバスサイズの境界を意識する必要がなくなった。これにより「Cacoo」ユーザーは、作図可能な範囲を気にすることなく、これまで以上に自由にアイデアを出しチームメンバーとコラボレーションすることが可能になる。
なお、作図できる範囲には、利用に支障がない程度の十分に大きな制限値(キャンバス上の座標値で-1000万px~1000万px)を設けている。また、PNG形式のファイルなどにエクスポートする場合は、最大で縦横8000pxに収まるよう縮小される。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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