ゆめみは、幅広い業界のさまざまなクライアントに対する支援実績と豊富な経験を持つデザインコンサルタントのメンバーの実績と知見を活かして、課題を抱えるプロダクトデザイン組織のリーダーや組織を対象とした「プロダクトデザイン壁打ちサービス」を開始したことを、10月4日に発表した。
プロダクトデザイン壁打ちサービスは、クライアント企業における内製チームのメンバーや組織の持続的な成長を支えるべく、壁打ち(コーチング+コンサルティング)を駆使して中長期的な視点から実現に向けた道筋を描くことを支援する。
プロジェクトやスポット支援が始まる前の、まだ何も煮詰まっていない段階の気軽な相談でも、支援が終わった後の“ちょっと確認したいこと”の相談でも、定額で気軽に相談できる。また、壁打ちのみを行って、課題の構造化ややることの整理、優先度の整理などへの利用も可能となっている。
そのほか、壁打ちを通じてチームや組織が成長し、プロダクト開発においてうまくデザインを活用するために必要な要素を、「戦略策定」「仮説検証」「共創」「標準化」「制作」の5つに大別し、クライアント企業ごとの課題に応じてもっとも効果的・効率的なアプローチを見出す。また、壁打ち終了後は取るべきアプローチに応じた支援も提供できる。
「戦略策定」は、プロダクトやサービスのあるべき姿やチームや組織のパーパスに基づく、実現に向けたロードマップの定義を意味する。「仮説検証」は、量的データと質的データの両方からユーザーニーズや機会点を発見し、仮説の検証サイクルを確立することを指す。「共創」では、プロダクトやサービスに関わる人々を巻き込み、包括的で革新的なアイデアを生み出す。「標準化」は、業務フローやツール活用を構造化して、チームワークを高速化するとともに属人性を発揮すべき領域を見極める工程となる。「制作」では、デザイン、ブランドガイドラインに基づいて、魅力的な表現と使い勝手が担保されたアウトプットの制作を行う。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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