シンガポールのAntlerは、日本で次世代を担うスタートアップを創出すべく、「Antler Japan」を設立したことを11月8日に発表した。Antler Japanは、起業支援プログラム「Antler Cohort Program」日本版を2023年1月に開始する。
Antler Cohort Programは、創業直後のスタートアップだけでなく、創業前のこれから起業を志す人も対象にした、“Day-1”から起業家を支援する約10週間のプログラム。
プログラム期間中は、参加者に金銭的補助を行いつつ、チーム作り・事業アイディアのブラッシュアップ、経験豊富なアドバイザー陣によるメンタリングといった、最初の立上げ支援を集中的に行う。さらに、同プログラム終了時にはAntlerから2000万円の創業資金を獲得できる、事業プレゼンテーションの機会も用意している。
プログラム終了後も、専門家・アドバイザー、協業企業、共同投資家、Antlerチームによって構成されたグローバルコミュニティを通じて、顧客獲得のための戦略立案から、新規プロダクトのマーケティング戦略立案、次のラウンドでの資金調達まで、スタートアップの事業支援を提供する。
Antler Cohort Program日本版は、11月30日まで第1期生の募集受付を行っており、2023年1月23日にプログラムが開始される。プログラム期間中は、都内現地においてフルコミットでの参加が必要で、経歴・学歴は問わない。
おもな応募対象は以下の通り。
- シリアルアントレプレナー
- 世界でイノベーションを起こしたい人
- スキルや経験を活かし、CXOを目指す人
- 実用的な特許や技術シーズを持ち、商用化させたい人
- ソフトウェアエンジニア、ハードウェアエンジニア、サイエンティストで、実装スキルを持っている人
なお、Antler Japanの設立にあたっては、テクノロジーや医療、不動産、アート・カルチャーなど、幅広い業界・業種の人がアドバイザーに就任している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア