フォースタートアップスは、11月に発表された資金調達のランキングに加えて、1月1日~11月30日の期間を対象とした「国内スタートアップ資金調達金額ランキング(2022年1-11月)」を、12月16日に発表した。
11月は、タイミーによる183億円の資金調達が発表され、注目を集めている。同調達は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行などの大手銀行からの借入によるもので、長期借入やコミットメントライン(融資枠)などを含んでおり、同社の直近の事業拡大による財務実績や将来性を踏まえた信用力が評価された。五常・アンド・カンパニーは、第三者割当増資による70億円の資金調達を発表し、GMO VenturePartners、TGVest Capital、SOMPOホールディングスのCVCからの追加出資に加えて、計21社にのぼる国内外の機関投資家と、複数の個人投資家が引受先となっている。ミラティブは34億円の資金調達を実施し、MIXI、丸井グループ、KDDI Open Innovation Fund 3号、バンダイナムコエンターテインメント、セガの5社からの第三者割当増資と、商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行からの融資を受けた。
1月1日~11月30日の合計調達金額では、11月に大型調達を実行したタイミーが4位となり、新たに五常・アンド・カンパニーが16位にランクインしている。また、合計資金調達金額が100億円を超えた企業は9社となった。Spiberとソフトバンクロボティクスグループは、累計資金調達金額が1000億円を超えている。
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