シンガポールのアーリーステージに特化したベンチャーキャピタルAntlerの日本法人であるAntler(Antler Japan)は、起業支援プログラム「Antler Cohort Program」日本版・第1期を、1月23日~3月31日の期間に実施する。
Antler Cohort Programは、シンガポールのAntlerが主催する約10週間の起業支援プログラムで、これまで累計600社以上のスタートアップをシンガポール、イギリス、アメリカなど世界各国から輩出している。
今回、開始されたAntler Cohort Program日本版では、第1期生として書類選考・複数回の面接を経て計62名の起業家候補が選出された。内訳は、30代が約4割、20代が約3割と若手起業家が中心で、出身業界はテックが約4割、大手事業会社が約4割、コンサルティングが約1割となっている。また、エンジニアが4割を占め、参加者の出身国は14か国にわたるなど、多様な経歴の参加者がWeb3やヘルスケア、SaaS、サステナビリティ、HRテックといった分野での起業を目指し、プログラムに臨む。
第1期生は今後、プログラム最終週に実施される2000万円の創業資金獲得に向けたプレゼンテーションに向けて、アドバイザーやメンターからのフィードバックを受けつつ、それぞれの事業アイデアの具体化・精緻化を行っていく。第1期生の約8割は、会社設立前のアイデアフェーズでの参加であり、出資を受けるまでにAntler Japanの支援のもと会社を設立する。
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