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アイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN」、GPT-3.5を活用した「AIブレスト機能(β)」をリリース

 システムインテグレータは、同社が提供するアイデア創出プラットフォーム「IDEA GARDEN(アイデアガーデン)」の新機能として、Open AI社のAI技術「GPT-3.5」を活用してブレインストーミングを支援する「AIブレスト機能(β)」を、3月27日に実装した。

 「IDEA GARDEN」は、社員全員で新規事業のアイデアを生み出せるアイデア創出プラットフォーム。今回新たにリリースされた「AIブレスト機能(β)」では、チャットAI「ChatGPT」にも利用されている自然言語処理モデル「GPT-3.5(Generative Pretrained Transformer 3.5)」を採用し、チャット形式でAIとアイデアのブレインストーミングが行える。「IDEA GARDEN」に登録されたアイデア詳細画面のコメント欄で「IDEA GARDEN」をメンションして質問を投稿すると、AIがアイデアの概要や過去のコメントを踏まえた上で回答する。また、AIの回答の内容に基づいてさらに質問を重ねることで議論を深めることもできる。

 「AIブレスト(β)」の使用例は以下の通り。

  1. 顧客の課題に対する解決方法をAIに質問
  1. AIが自らの回答に基づいて、さらに具体的な解決方法を提案

 「AIブレスト機能(β)」は、新規事業のアイデア創出においてさらなる効率化を図るもの。新規事業の立ち上げは不確定要素が多く、アイデア創出においても多角的な視点からのフィードバックを得てブラッシュアップを重ねることが重要となる。従来のアイデア創出活動では社内の関係者や社外の新規事業コンサルタントなどとともに議論を行うことが一般的であったが、「AIブレスト機能(β)」を使うことによってアイデアに対する質の高いフィードバックを即時に得られる。誰でも簡単かつ短時間でアイデアのブラッシュアップができるようになるため、アイデア創出活動を大幅に効率化できる。

 今回「AIブレスト機能(β)」に活用した「GPT-3.5」は、OpenAI社が開発したチャットAI「ChatGPT」に使われている自然言語処理に特化した深層学習モデル。今後は、3月14日に発表された最新バージョンである「GPT-4」をはじめとするマルチモーダルAI技術を活用し、画像に基づくアイデア創出などあらゆる人々の創造性を支援する機能を拡充していく。

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