シプードは、同社が開発・提供している月1万円で誰もが気軽にオンライン広報活動ができる「PRONE(プロネ)」に、最新のメディア情報や広報ノウハウに関する情報収集が可能で、広報・PR担当者同士が交流できる場として、新たに「広報サロン」機能を実装したことを4月19日に発表した。
PRONEは、オンライン上でプレスリリースの雛形探しから原稿作成、全国の記者クラブやメディア送付先の選定と配信、記者リスト管理、専門家への相談など、広報活動のすべてが1つで完結するサービス。一部機能を無料で使用可能なフリープランと、月額税別1万円でフル機能が使えるプレミアムプランを用意しており、広報・PRを強化したい月だけ有料プランを利用するといった、臨機応変な使い方にも対応する。
今回、PRONEに実装された広報サロンは、Discordを利用した広報・PR担当者向けのコミュニティサロンで、プレミアムプラン会員のみ利用できる。ネット検索では見つからない広報業務に役立つ情報の収集や、広報担当者同士のつながりが作れる場として活用することが可能で、広報・PR担当者の成長や自走化につながる機会を創出する。
同サロンには、テーマごとに以下の9つのチャンネル(グループのようなもの)が用意されている。
- サロンの使い方
- プロネからのお知らせ
- 自己紹介はこちら
- 最新メディア情報
- 広報ノウハウ共有
- 会食に使える場所
- プロネ使い方教えて
- こんな機能欲しい
- ネタ出しとか雑談とか
「サロンの使い方」では、広報サロンの使い方について詳細を説明しており、広報サロンに入ったらまずはここで活用方法を把握してから、他のチャンネルへ移る流れとなる。
「プロネからのお知らせ」では、毎月開催予定のPRONE主催のイベント情報など、運営側からの情報を発信している。
「自己紹介はこちら」では、広報・PR担当同士の関係構築に先立ち、自己紹介をするチャンネルで、他社の自己紹介を見てコラボができそうな人がいればチャットで声をかけることも可能なほか、運営側に声をかければ仲介してくれる。
「最新メディア情報」では、運営側が収集した「記者の異動情報」「最新メディア動向」「記者へのアプローチ方法」などが閲覧できる。
「広報ノウハウ共有」では、運営側が保有する広報業務に役立つノウハウ(Tips)の閲覧が可能で、広報・PR担当者自身が保有する広報ノウハウの投稿もできる。
「会食に使える場所」には、記者との面会や会食に使える飲食店情報や手土産情報をはじめ、取材やイベントなどで使用可能なスペース情報といった、広報業務に活用できる「使える情報」を書き込める。
「プロネ使い方教えて」は、PRONEの使い方に関する質問を書き込むと、運営側が回答してくれるチャンネル。利用者同士で使い方を教え合う、といった使い方も想定されている。
「こんな機能欲しい」は、PRONEに追加してほしい機能や要望などを気軽に書き込めるチャンネル。ユーザーニーズに素直に対応することで、よりよいオンライン広報環境を整備していく。
「ネタ出しとか雑談とか」は、どんな話題でも投稿可能なチャンネルであり、利用者同士でいろいろと情報交換したり、他社の相談にのったりする中で、気づきを得られる。
それぞれのチャンネルには、クリックで自由に出入りでき、情報収集やチャットベースでのコミュニケーション、会話への参加などが可能になっている。
なお、Discordを活用した広報・PR担当者向けコミュニティは、広報サロンが広報・PR業界初となる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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