エナジードは、事業開発体制のさらなる強化を目的として、2023年4月1日付でCPO兼事業開発本部長に鈴木敬直氏が就任したことを5月1日に発表した。
中高生向け次世代キャリア教育支援サービス「ENAGEED」などを運営する同社は学校・塾および企業を支援しており、教育事業において累計800以上の教育機関に採択されている。教育事業のさらなる成長を見据え、より迅速な事業推進・拡大の実現をすべく、新体制に移行する運びとなった。ITを用いた事業推進のプロフェッショナルである鈴木氏がCPOに就任することにより、今後さらなる事業拡大、クライアントの多面的な課題解決を行っていく。
今回のCPO就任にあたって鈴木氏は以下のコメントを寄せている。
「高校教育における総合的な探究の時間の必修化、企業における人的資本経営の重要性など、とりわけ日本においては若年労働力人口の減少やAIの台頭を背景に、これまで以上に人の生きる力や主体的に考え動く力が求められる社会になりました。
私の前職では「圧倒的当事者意識」という言葉がよく飛び交い、まさに個の主体性を尊重する文化が根付いていたのですが、これを「気が進まない仕事でも当事者として責任をもってやりきる」と捉えると、どうしてもモチベーションが上がりませんでした。
そこで、会社にとってこの仕事の目的はなんだろう?どうやったら自分がワクワクする仕事にできるだろう?と考え、「会社の目的達成と自分がワクワクする手段の接続点を当事者として考え抜き、仲間と合意して実行する」と捉えて仕事に向き合っていました。
こうした「目的思考」のような考え方も、自分は社会に出て働く中で処世術として学んだのですが、エナジードは創業期からこうした様々な「生きる力/考える力」を育むコンテンツを開発してきた会社です。
それがいまテクノロジーが掛け合わされることにより、個人の学習・行動ログの利活用から、どのような学び・行動・第三者からの働きかけが成長をつくるのかが可視化され、より再現性高く個の成長を実現するサービスに変革していこうという過渡期にあることを知り、自身が社会に出て培った経験をもってこのサービスの進化に貢献したいと考え、転職を決めました。
大変なこと、うまくいかないことも多い世の中ですが、どんな環境においても「こうやったらもっと良くなる」と考えて一歩踏み出す人が増えれば、その分だけ社会は良い方向に向かうと信じています。顧客と社会へ価値をお届けできるよう、自分の持てる力を尽くして良いサービスを作っていきたいと考えていますので、何卒よろしくお願いいたします」
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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