ギブリーは、企業による効率的なプロンプトエンジニアリングスキルやAIリテラシーを持つエンジニアの採用、既存社員の教育をサポートする「プロンプトエンジニアリング試験」を、コーディングテストツール「Track Test(トラック・テスト)」の新たなコンテンツとして5月12日にリリースした。
プロンプトエンジニアリング試験は、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)を用いたアプリケーション開発(API利用)や、業務改善システムの構築をするエンジニアの採用、既存社員のAIリテラシー教育を支援することを目的としており、受験者のプロンプトエンジニアリングの習熟度を測定できる。
全世界で累計50万人のIT技術者に受験される「Track」のコンテンツ開発チームによって、プロンプトエンジニアリングに関する体系的な解説資料として知られるオープンソースプロジェクト「Prompt Engineering Guide」などを元に作成されており、プロンプトに関する基礎知識やGPT-4など特定のAIモデルの特徴、テクニック、注意点といった、AIから有用な回答を引き出すために必要な知識・スキルをどの程度保有しているかを測れる。
同試験は全40問で、プロンプトエンジニアリングやLLMを取り巻く基礎知識を網羅的に把握する必要のあるビジネスリーダー、LLMの性能を最大限引き出しつつアプリケーション開発を行うエンジニア、LLMを用いて業務改善システムの構築をするエンジニアなどを受験対象としている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア