日本CTO協会は、6月14日、15日に開催するオンラインカンファレンス「Developer eXperience Day 2023」の第1弾基調講演者として、東京大学 大学院工学系研究科 人工物工学研究センター/技術経営戦略学専攻 教授である松尾豊氏の登壇が決定したことを発表した。
松尾氏は同講演において、ChatGPTを代表とする大規模言語モデル(LLM)の今後の進展とビジネスにおける可能性について解説する。
- 6月14 12時30分~13時15分「Chat GPTという現象、 LLMが開いたAI時代と日本の戦略」
近年、ChatGPTを代表とするLLMの進展が顕著だが、これらの技術は企業のデジタル化を加速する上で今後ますますの活用が期待される。同講演では、松尾氏がLLMの技術的な概要について解説するとともに、今後の技術的な進展についても触れる。
また、2日間のタイムテーブルも公開された。カンファレンスでは以下のほか、技術、環境、組織文化など参加者それぞれの興味にあわせた学びを得られるセッションが行われる。なお情報は今後も随時追加される予定。
- 6月14日 14時30分~15時15分「キャディ、hokan、noteのCTOがディスカッション。スタートアップ・創業期CTOの役割とは?」
事業ドメインやフェーズなど会社の特性はもちろん、歩んできたキャリアや強みがそれぞれ異なる3社のCTOがこれまで担ってきた役割や目指すCTOの姿、何に悩みどんな挑戦をしてきたのかを互いにシェアする。また、どんな視点でどんな開発者体験をつくってきたのか、CTOとして日々奮闘する人のほか、企業や事業を開発面からリードする多くの人に学びを届けるとともに、スピーカー同士の対話を通じて新たな発見や気付きが生まれることを期待したセッションとなる。
- 6月14日 16時30分~17時15分「アジャイル開発におけるセキュリティのパターン・ランゲージ:OWASP Japan が示すベストプラクティス」
OWASP Japanが提唱する「アジャイル開発におけるセキュリティ」のパターン・ランゲージを通じて、チームビルディングやプロジェクトにおけるセキュリティ要件、脆弱性トリアージ、セキュリティテスト、セキュリティ品質向上などについて組織や開発者がセキュリティを持続的に改善し、アジャイル開発の自己変革を達成するための具体的な戦略とベストプラクティスについて解説する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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