NEWhは、大企業で欠かせない経営起点の新規事業開発プロセス「プロジェクト/ストラテジー・フィット」について、その背景と実践方法をまとめたホワイトペーパー『経営企画・新規事業担当者向け 顧客視点より前にやるべきプロジェクト/ストラテジー・フィット』を、5月15日に無料公開している。
同社は、これまで100件を超える大企業の新規事業開発に関わる中で、現場から「経営がなかなか判断してくれない」「既存事業部門とうまく折り合いがつかない」といった、社内での合意形成に苦心する様子を目の当たりにした。
その原因として同社は、現場発で進められる新規事業プロジェクトが、経営がより中長期を見据えたストラテジーにフィットしていないからであると考えている。とりわけ大企業においては、スタートアップには存在しない「既存事業」があり、経営サイドには事業ポートフォリオのなかで新規事業に期待する役割や要件がある。
同じ「新規事業」でも、現実的な顧客視点から課題解決や価値提供を進める現場と、中長期の企業存続を既存事業やアセットを踏まえつつ、新規事業によって補完して進めたい経営という、大きなギャップが存在する。
今回公開されたホワイトペーパーでは、おもに経営企画や新規事業推進担当者といった、企業単位で新規事業を捉える人に向けて経営視点からはじめる新規事業開発プロセス「プロジェクト/ストラテジー・フィット」について、その背景と実践方法を理解してもらうことを目的としている。
新規事業を大局的、マクロ的な視点から抽象度高く捉える経営視点を起点として、事業アイデアを経営承認が得られるまで高める手法、戦略性の高い新規事業のマネジメント手法について、NEWhが開発した「ストラテジー・フィット・シンタックス」という独自のフレームワークとともに説明する。
おもな内容は以下の通り。
- 今起きている問題
- 新規事業は目的ではなく手段
- 新事業に期待する経営の目線とは
- プロジェクト/ストラテジー・フィットの実践
- 事業開発要件を網羅的にチェックするフレームワーク「ストラテジー・フィット・シンタックス」
おもな読者対象は以下の通り。
- 経営企画担当者
- 新規事業開発推進担当者
- CxO
- 新規事業/事業開発/DXプロジェクトの意思決定者
- 新規事業/事業開発/DXの責任者
- 新規事業/事業開発/DXのプロジェクトオーナー、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー
- 新規事業/事業開発/DXのプロダクトマネージャー
- R&D担当者
- リサーチ担当者
同ホワイトペーパーによって、以下のような悩みを解消できる。
- 新規事業開発を活性化したいが、進め方がわからない
- 現在の新規事業開発の進め方に限界を感じている
- 新規事業開発を上申しても、意思決定者から承認が下りない
- 新規事業のアイディアの評価軸がわからない
- 社内ディスカッションが無限ループしている
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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