SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

ProductZine Day 2024 Summer

ProductZineニュース

Pendo、PLGを促進させデジタル体験を改善する「Pendo AI」を発表

 Pendo.ioの日本法人Pendo.io Japanは、米国時間の7月19日、「Pendo」プラットフォームを人工知能(AI)と自動化で強化する一連のイノベーションと長期ロードマップである「Pendo AI」を発表した。

 「Pendo AI」は、プロダクトディスカバリーを加速しプロダクト主導の成長(PLG)を促進させ、パーソナライズされたアプリ内体験を大規模に自動化するAIを搭載した同社のプロダクトや機能の総称。

 企業は、ワンクリックガイド機能、定性的なユーザーフィードバックの即時サマリー機能、自動生成される顧客拡大キャンペーンなどのイノベーションによって毎日何時間もかけて手作業で行っていた作業を省けるようになり、収益拡大、顧客維持、生産性向上などビジネス成果の促進につながるインサイトを発見・取得できるようになる。

 「Pendo AI」は、「Pendo」を利用している1万社以上の企業を経由して収集された、14兆件にのぼるクリック、スワイプ、投票回答、フィードバック、ガイドビューを含む膨大な数のプロダクト使用状況のデータポイントを強みとしている。

 また、「Pendo」が導入されているアプリを利用するユーザーによって毎日170億以上のデータが生成されている。「Pendo AI」は同社の機械学習チームによって構築された独自の顧客別モデルや主要な言語モデルを活用してトレンドを特定し、顧客自身のデータに基づいてコンテンツを生成・要約する。

 「Pendo AI」の機能は以下の通り。

AIを活用したパーソナライズ

 カスタマイズされたアプリ内コンテンツの生成と配信を自動化。

  • AIによるガイドとコンテンツ作成:アプリ内ガイドやウォークスルーの作成が即時にできるため、デジタルアダプションやワークフローの完了といったビジネス成果を促進できる。これはガイドのコンテンツを自動生成する文章作成のアシスタントとして機能する。またユーザーにタスクを完了させるなど、正しい使い方に導くためにウォークスルーやキャンペーンに追加すべきステップを提案する。
AIを活用したプロダクトの発見

 データ分析、分類、トレンドの特定により顧客インサイトを迅速に導き出し、確実な構築を実現。

  • AIによる定性的なインサイト生成:複数のデータソースからのNPS回答やユーザーフィードバックを統合し、定性データに基づいて次にどのような機能を構築すべきかをAIが提案する。AIが導き出したインサイトにより、より迅速で確実なプロダクトロードマップの意思決定が可能になる。
AIを活用した成長

 リテンションやコンバージョン、エンゲージメントを向上させるために必要な手作業を削減し、専門的な知識を提言することでビジネス効果を増大。

  • ジェネレーティブキャンペーン:ユーザーを即座にセグメント化してアップセルすべきユーザー、リスクのあるユーザー、そのほかの貴重なシグナルを判断し、ビジネス成果を向上させる。アプリ内ガイドキャンペーンを自動生成し、無料から有料へのコンバージョン、既存顧客の拡大、顧客維持につながる機能へと促す。
  • ワークフローの提案:ユーザーがタスクやビジネスプロセスを完了するためにアプリを横断する過程における潜在的な非効率性をつまびらかにし、ユーザーが作業を完遂するために必要なアプリ内ガイドをどこに配置すべきかを即座に提案する。
AIを搭載したプラットフォーム

 「Pendo」でより早くバリューを獲得。

  • AIによるタグ付けアシスト:自動化されたタグ付け機能とタグの品質通知によりプロダクトの使用状況をより迅速、正確、確実に測定し、レポートする。「Pendo」のAIタグアシストがあれば、Pendoを使い始める際に高度な技術的な知識は不要。オンボーディングとタイム・トゥー・バリュー(TTV)を加速させる。
  • AIチャットボット:「Pendo」のナレッジベースやプロダクト使用データと統合された新しいAIチャットボットにより、必要なときにパーソナライズされたサポートや教育を受けられる。
関連リンク

この記事は参考になりましたか?

ProductZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

ProductZine(プロダクトジン)
https://productzine.jp/article/detail/1981 2023/07/28 13:30

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング