wevnalは、生成AIやXRの専門家であり起業家の梶谷健人氏を、8月1日付で「BOTCHAN AI」プロダクト戦略顧問として迎えたことを発表した。
同社は、LTV最大化をブランド体験(Brand Experience)の向上を通じて実現するBXプラットフォーム「BOTCHAN」を開発・提供しており、プラットフォーム内のプロダクトの1つとして、ChatGPT搭載接客オートメーションサービス「BOTCHAN AI」を提供している。
2023年3月からは、消費者に寄り添った形でのコミュニケーションによって、消費者の疑問解決や購買行動の高度な支援を行うことで、ブランド体験の向上ができるのではないかという仮説のもと、Azure OpenAI ServiceのChatGPTおよびGPT-4を用いて、プロダクトの開発と提供を進めてきた。
今回、生成AI分野での幅広い知識を有する梶谷氏がプロダクト戦略顧問に就任したことで、プロダクト成長のための戦略立案/体験デザイン/グロースハックや、生成AI技術のプロダクト活用、社内メンバーの育成などを通じて、さらなる事業拡大を目指す。
BOTCHAN AIプロダクト戦略顧問への就任にあたって、梶谷氏は以下のコメントを寄せている。
「wevnalさんから最初にご相談頂いた際に、「日本のスタートアップでここまで生成AI技術を市場のニーズに適応させて上手くプロダクトに統合している会社があるのか!」と驚いたのを覚えています。個人的にもこだわりの強いブランドのアイテムを買うのが好きなので、ブランドの方々が「BOTCHAN AI」によって優れたものづくりに集中でき、同時に顧客とより深くつながれる、そんな世界を実現できることにワクワクして顧問を引き受けさせて頂きました。私自身の生成AIに関する知識とプロダクト領域の経験を活かして、「BOTCHAN AI」の進化とその先のビジョンの実現を強力にサポートしていきます」
BOTCHAN AIは、自社データ×AI×人を組み合わせたオンライン接客の業務効率化支援と、消費者のブランド体験を向上させる接客オートメーションサービスで、企業内にあるデータやPDFを直接参照元にすることが可能なので、固有の質問に対して双方向のコミュニケーションを実現し、即時に消費者の疑問解決に導ける。さらに、AIを用いて学習データの管理や問い合わせデータの分析を行うことで、蓄積されたコミュニケーションデータに基づくインサイトの抽出や、オペレーターの負担軽減も実現する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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