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可観測性プラットフォーム「New Relic」、画面操作を動画のようにプレイバックできるセッションリプレイ機能を発表

 New Relicは、同社が提供するオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」において、「Session Replay(セッションリプレイ)」機能の追加を発表した。

 同機能では、ユーザーが実際に行った画面操作を、動画を再生するようにプレイバックできる機能を通じて問題を再現し、解決を迅速化するための重要なコンテキストをエンジニアに提供する。これによりエンジニアはユーザーがアプリケーションをどのように使用しているかをより深く理解し、ユーザーのデジタル体験を最適化できる。

 「New Relic」は、利用ユーザー数とデータ量に基づく直感的で予測可能な価格体系により、コストと価値のバランスがとれたソリューション。利用ユーザーの多い大規模アプリケーションであっても、エンジニアリングチームは観測する範囲を拡張できる。同機能は「New Relic」のオールインワンのオブザーバビリティプラットフォームに統合された機能として提供されるため、エンジニアはコスト効率のよい方法でユーザーのインタラクションを観測できる。

 同機能は、Browser、Mobile、Synthetic(外形監視)など「New Relic」のデジタル体験監視(DEM)の範囲を拡張するもの。さらに「New Relic APM 360」と組み合わせることにより、フルスタックに渡るインサイトを、開発サイクルを通して得られる。これらにより、エンジニアはさらなる正確性と効率性を得てすばやく問題を特定・解決し、ROIを拡大できる。また暗号化や難読化などの強力なデータプライバシーとコンプライアンス対策機能がデフォルトで組み込まれているため、ユーザーインタラクション分析の際にも、個人を特定できる情報(PII)を安全で保護された状態に保てる。

 「Session Replay」機能のおもなメリットは以下の通り。

  • ユーザー体験の再生と改善:ユーザーの画面操作を動画のようにリプレイすることで、ユーザージャーニーにおけるボトルネックとペインポイントをすばやく特定
  • コードレベルの問題を修正:高精度のトレースとエラーの詳細に基づき、パフォーマンスの問題の根本原因であるコードを正確に特定
  • コンテキストを理解:システム環境全体のユーザーの行動をコードレベルのテレメトリデータとともに分析し、フロントエンドユーザーの行動とその根底にある要因を把握
  • ユーザープライバシーの保護:クライアント側のプライバシーの難読化と暗号化によりデータのプライバシーを守り、ユーザーを保護
  • 生成AI支援機能の使用:近日リリース予定の「New Relic Grok」(現在限定プレビュー中)を使用することで、自然言語の質問も可能

 同機能は現在「New Relic」のシンプルで透明性の高い価格設定の一部として、世界中のユーザーが限定プレビューで利用できる。

 「New Relic」は、顧客がより完璧なソフトウェアを作成するために構築された、最も強力なクラウドベースの観測プラットフォーム。アップタイムとパフォーマンスの向上、規模と効率の向上、市場投入までの時間の短縮を可能にする。「New Relic」には、組織がオブザーバビリティを実現するために必要なすべての機能が含まれている。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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