電通デジタルは、インクルーシブ視点ですべての生活者にとって価値ある新規プロダクトの開発を支援する「インクルーシブデザインソリューション」の提供を、12月14日に開始した。
インクルーシブデザインソリューションでは、多数派の視点からは気付けない潜在的なインサイトを基点に、課題抽出とアイデア発想を行うことによって本質的な問題の改善と新たな価値創造へつなげ、一部が取り残されないだけでなく、すべての生活者にとって価値のあるプロダクトを生み出す。
こういった構想から開発、運用までのプロセスを同社のDXコンサルティングの豊富な実績と、co-design(参加型デザイン手法)の専門性を活かして、ワンストップでサポートする。
全体的なプロセスは、問題定義フェーズ、問題解決フェーズ、運用フェーズで構成されている。
問題定義フェーズでは、見過ごされてきたユーザーはいないか、リードユーザーとともにインクルーシブ視点で課題を抽出する。さらに、Co-designのアプローチによってリードユーザーとワンストップで共創する「ワークショップ」を設計し、フィールドワークや実体験から本質的な課題に気付く課題の特定・アイデア発想に対する支援を行う。
問題解決フェーズでは、ワークショップから抽出されたインサイトをもとにプロトタイプを制作し、リードユーザーへのテストを行うとともに、プロダクトのローンチに向けてデザインにリードユーザーのニーズが反映されているかチェックし、UI/UXデザイン、ガイドラインを策定する。
運用フェーズでは、ローンチ後もユーザーからのフィードバックをインクルーシブ観点で取り込んで、段階的なグロースに向けて改善案の立案を行う。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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