電通は、AI×クリエイティブで企業の事業・サービス開発を支援する「AIQQQ STUDIO(アイキュースタジオ)」のサービス提供を、2月21日に開始した。
AIQQQ STUDIOでは、国内電通グループ独自のAIで創作した大量の仮説に基づいて、電通のクリエイターが有する知見を踏まえて、製品や顧客体験のイメージを生み出すプロセスを構築する。
AIで作成した大量の案の中から、クリエイターが的確なクリエイティブを絞り込んでいくためのワークショップの設計やファシリテーションも行うほか、電通デジタルが独自に開発したAIソリューション「∞AI Chat(ムゲンAIチャット)」をテーマごとに専用でカスタマイズし、AIを駆使して顧客の評価をシミュレーションすることによって案を絞り込む。さらに、電通が保有するさまざまな生活者の行動・意識データを活用することで、より納得し得る顧客評価シミュレーションも可能になる。
おもなサービス内容は以下の通り。
- 事業・サービスデザインを推進
- コミュニケーションのデザイン
- 顧客体験やシステムの開発
「事業・サービスデザインを推進」としては、AI×クリエイティブによって企業の事業変革や新規事業アイデアの創出、ターゲット像の洗い出しや選定を行うことで、事業・サービスデザインにおけるコンセプトの迅速な開発・検証を行う。
「コミュニケーションのデザイン」としては、AI×クリエイティブによってメッセージやビジュアルアイデアからターゲットの選定や、コミュニケーション内容を迅速に開発・検証する。
「顧客体験やシステムの開発」としては、AIを活用した業務プロセス構築や社内システムの企画開発、コンシューマーサービスやエンターテインメントの企画開発などを行う。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア