トドオナダは、同社の提供するPR効果測定サービス「Qlipper」における、ChatGPTによるプレスリリース生成、リリース原稿エディタ、カレンダーの各機能を大幅にアップデートするとともに、原稿の共有・赤入れやメディアリストの作成を行う機能を追加したことを、5月8日に発表した。
Qlipperでは、プレスリリースに関わる作業をDX化するための、以下の5つの機能を無料で利用できる。
- Google カレンダーと連携したスケジュール管理
- アップデート版・ChatGPTによるプレスリリース生成
- プレスリリース作成の効率化と最適化を追求したエディタ
- 原稿の共有、赤入れ、修正までをスマート化
- 4000メディアの情報を使ったメディアリスト作成
「Google カレンダーと連携したスケジュール管理」では、プレスリリースをはじめとしたPR業務をQlipper上で管理して、Google カレンダーとの連携が可能となっている。
「アップデート版・ChatGPTによるプレスリリース生成」は、2023年3月に公開された「ChatGPTによるプレスリリース作成機能(β版)」をアップデートしたもので、以下のような機能追加・改善が実施された。
- 必要な項目を入力するだけで、プレスリリース作成に最適化されたChatGPTが原稿を生成
- 前バージョンよりもAIの原稿生成が速く正確に
- ChatGPTにプレスリリースを丸々書かせても、段落ごとに書かせてもよし
- AIに本文の構成を指定して書かせることも可能
「プレスリリース作成の効率化と最適化を追求したエディタ」では、プレスリリースの作成に特化したエディタに、以下のような改良が行われている。
- 「宛名/署名」「商品情報」「テンプレート」などを登録し繰り返し使えるようにした
- ブロック(段落)ごとに柔軟な編集ができるようになり、よく使う段落は「お気に入り」登録が可能になった
- アップロードした画像はギャラリーに保存して、管理・再利用ができるように
- 原稿内で強く印象を与える「頻出単語」分析と、Qlipperが蓄積したデータを元にした「配信候補日」提案による、データに基づく「効果の出るプレスリリース」作成支援機能の追加
「原稿の共有、赤入れ、修正までをスマート化」は、プレスリリースの発表・配信までに手間がかかる、関係者との原稿の共有と修正の作業を効率化する機能であり、URLとパスワードを発行して、原稿の共有とコメントが可能となっている。原稿をWordファイルなどで大人数へメール添付し、指摘を反映させてまた送付、といった面倒なやりとりが不要になる。
また、赤入れはコメントを段落ごとに残せるため、複数人でやりとりを重ねつつリアルタイムかつピンポイントに原稿の修正を進められる。
「4000メディアの情報を使ったメディアリスト作成」では、Qlipperの画面上でメディアリストを作成・管理でき、無料でプレスリリースのトレンドを元にしたおすすめメディアとその連絡先がわかる。さらに、Qlipperの有料機能と連携すれば、Qlipperが蓄積している4,000メディアのプレスリリース受付窓口やライターの連絡先といったメディア情報を自由に調べて利用可能になる。
今回のQlipperのアップデートにあわせて、これからPRやプレスリリース配信を始めたい人向けの「Qlipper無料機能を使用したプレスリリース作成セミナー」を、5月17日11時〜11時45分にオンライン開催する。参加費は無料で、参加にあたっては事前登録が必要となる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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