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ProductZine Day 2024 Summer

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ファインディ、開発生産性に関する知見が集まる「開発生産性Conference 2024」を6月28日、29日に開催

 ファインディは、「開発生産性Conference 2024」を6月28日、29日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催する。参加費は無料。

 同カンファレンスは、開発生産性に関する最新の知見が集まることを目的とし、開発生産性に取り組むベストプラクティスや取り組み事例を共有するもの。

 昨今、国内におけるITエンジニアの不足により、国内ITエンジニアの採用競争が激化し続けている。また、DXへの投資が増える中で迅速な顧客へのプロダクト価値提供を実現していくために、開発生産性の向上が求められている。

 同社では、まだ「開発生産性」に対する注目が集まり始めて間もない2021年からエンジニア組織の開発生産性を可視化・向上するSaaS「Findy Team+(チームプラス)」を提供しており、2023年には開発生産性に関する最新の知見が集まる「開発生産性Conference」を開催した。

 昨年の開催を経て「開発生産性」という言葉が広がり、勉強会やMeetupも多数開催された。一方で、開発生産性がもたらすビジネスインパクトや具体的にどのように開発生産性を向上していくのかという事例ではまだまだ需要があり、またSPACEフレームワークなど開発生産性に対する新しい概念の浸透も始まっている。そこで、ベストプラクティスや具体的な事例も交えて向き合える同カンファレンスの開催に至った。

 開催日時は6月28日、29日のいずれも9時40分~19時で、会場は虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)。参加対象は、開発生産性に関心があるエンジニアやマネージャー、経営者など。参加には専用フォームから事前の申し込みが必要となる。

 プロダクトマネジメントにも関連性が高い当日のセッション(一部)は以下の通り。

「顧客価値向上による開発生産性向上」Tably株式会社 代表取締役 及川卓也氏

 同セッションでは、開発生産性を顧客の利益を最大にしながら労力を最小限に抑えることとして捉え、その実現のために顧客理解、課題発見、そして効果的な解決策の提供が不可欠であることを解説する。昨今普及しつつあるプラットフォームエンジニアリングもエンジニアを社内顧客として捉える視点が必要。これらの活動はプロダクトマネジメントの枠組みで進めることになるが、プロダクトマネージャーだけでなく、開発に関わるすべてのメンバーがプロダクトの価値向上を目指すことによって実現される。組織内でどのようにこの文化や仕組みを作り上げていくかを考える。

「プロダクト拡大フェーズでプロダクト検証サイクル効率化を目指す過程で見えたもの」株式会社カケハシ エンジニアリングマネージャー 笹尾納勇仁氏

 musubi AI在庫管理のプロダクト開発チームはチームがスケールする過程で一時的に分業化が行われたが、成長過程にあるプロダクトの開発生産性を考慮しメンバーの類似点と相違点を感じながら協業できるチームへと変化することにした。同セッションでは、各メンバーが役割を跨いで協業しつつも個人のスペシャリティを生かしながらプロダクト検証サイクルを効率化する目的と、その達成のためにチャレンジしたこと、その成果について解説する。

「価値創造と開発生産性」株式会社アトラクタ Founder兼CTO/アジャイルコーチ 吉羽龍太郎氏

 同セッションでは、開発生産性を単なる速さや効率ではなく価値あるプロダクトを早期から頻繁に届けてフィードバックサイクルを素早く回せる能力だと考え、その実現に向けたアプローチを考察する。エンジニア、エンジニアリングマネージャー、プロダクトマネージャーなどが協力してどのように効果的な開発組織や文化を築き、何に注力すべきかについて説明する。また、メトリクスと評価の在り方、プロダクトのフェーズによって開発生産性の位置づけがどう変化していくのかについても触れ、プロダクトの価値を最大化するための戦略を探る。

「エムスリー vs ラクスル エンジニアは事業KPIにどう向き合うのか?」エムスリー株式会社 取締役 CTO/VPoP、エムスリーテクノロジーズ株式会社 代表取締役 山崎聡氏、ラクスル株式会社 CTO 竹内俊治氏

 同セッションでは「エンジニアは事業KPIにどう向き合うのか?」をテーマに、1.ROIへの向き合い方、2.事業責任者・プロダクトマネージャーとエンジニア組織の責務への考え方について2社がそれぞれ異なる立場からリアルタイムにディスカッションする。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。

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