ヌーラボは、同社の提供するプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」のAI機能群として、会議内容からタスクを自動で抽出・起票する「AIバックログスイーパー」の提供を、Backlogアドオンとして11月14日に開始した。

AIバックログスイーパーは、ABEJAと共同開発を進めていた機能で、会議後のタスク起票や共有の抜け漏れを防ぐことによって、チームの立ち上がりを支援する。
会議後に発生するToDo整理やタスク起票といった入力作業を自動化し、プロジェクト開始時の「抜け漏れ」や「共有の遅れ」を防ぐ。さらに、AIが遅延リスクを検知してアラートを出すことで、チームの進行を止めないスムーズな立ち上がりを可能にした。
現時点ではGoogle Meetに対応し、近日中にMicrosoft Teamsへも対応する予定となっている。

一方、ヌーラボが開発を進める「Backlog AIアシスタント」は、2026年初頭にプレミアムプラン・プラチナプランのユーザーを対象とした一般提供を予定している。
同機能は、Backlog上の課題やWiki、ドキュメントを横断的に参照して、チャット形式で情報整理やレポート作成を支援するものであり、6月に実施したβ版で得られたフィードバックに基づいて開発が進められている。
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