eiicon(エイコン)は、リコーとともに、スタートアップ企業や起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS 2024(トライバス 2024)」の応募を、eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」にて、6月10日〜7月29日の期間に受け付けている。
「TRIBUS」は、社内外からイノベーターを募って、リコーグループのリソースを活用して新たな価値創造につなげるプログラム。ワークプレイスやイメージング領域に留まらず、社会の広い分野での課題解決を目指す。
特徴は以下の通り。
- リコー社内役員に加え、社外審査員によるジャッジ
- スタートアップ企業と社内起業家の助け合いと高め合い
- リコーグループが保有する最先端の技術や蓄積したノウハウ、設備などのアセットを提供
- 採択したスタートアップとリコーグループとの連携を担うリコーグループ社員が伴走支援
- 参加企業の要望に応じて多様なスキルを保有する400名以上のサポーターや、1600名のTRIBUSコミュニティの登録者が、インタビューやヒアリング、トライアルをサポートし、ビジネスアイデアの実現を支援
今回、応募受付を開始した「TRIBUS 2024」は、「好奇心を持って未知の世界に冒険する」をテーマに、リコーグループ内から提示された5つの事業領域とその他領域において、共創を希望するスタートアップを広く募集する。
募集領域は以下の通り。
- ビジネスコミュニケーションスキルを向上させるAIトレーニングシステム
- ワーカーのセルフマネジメントを支援する 持続的なUXグロースサイクル
- プラスチック資源循環による共創ソリューション
- デジタルの力で交流人口創出・拡大につなげ、地域活性化を実現
- PFUの技術を活かした「はたらく」を変えるに貢献する新たな事業の創出
- その他、リコーグループのアセットを活用した自由なテーマ
採択後はリコーグループのアセットを提供し、アイデアの実現や新たな価値創造を加速することを支援する。さらに、2024年度からはリコーが2023年11月に設立したCVCファンド「RICOH Innovation Fund」と連携を開始し、同ファンドの投資対象である「『はたらく』に歓びを」を実現する上で、シナジーの高い企業に対してアクセラ期間の共創活動を踏まえて出資の検討を行う。
6月24日18時〜20時には、渋谷QWSにて「TRIBUS 2024」の説明会が開催される。参加費は無料で、事前登録が必要。
8月7日には書類選考結果が通知され、8月20日〜26日の面接選考会を経て、8月30日に統合ピッチ参加者が決定される。以降は、9月20日に統合ピッチコンテスト、9月下旬〜2025年2月上旬(予定)のアクセラレータープログラム期間の後に、2025年2月7日のInvestors Day(成果発表会)に至る。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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