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ProductZine Day 2024 Summer

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グッドパッチ、デザイン業界のトレンドを可視化する「ReDesigner Design Data Book 2024」を公開

 グッドパッチは、同社の運営するデザイン人材のキャリア支援サービス「ReDesigner(リデザイナー)」から、企業のデザイン投資やデザイナーの働き方のトレンドを可視化する年次調査「ReDesigner Design Data Book 2024」の結果を、6月27日に発表した。企業のデザイン投資トレンドについては、3月1日〜4月19日の期間に行われ、101社から有効回答を得ている。またデザイナーのトレンドについては、2022年11月1日〜2024年3月31日の期間に行われ、9606名から有効回答を得た。

 企業のデザイン投資トレンドでは、CDO(チーフ デザイン オフィサー)・CCO(チーフ クリエイティブ オフィサー)といった、デザインエグゼクティブを置いている企業は前回調査と比較して4%増の25%に増加している。また、デザインエグゼクティブに年収1000万円以上を支払う意向がある企業は89%と大幅に増加し、年収が1200万円以上のシニアデザイナーは17%に増加した。

 デザイン組織の所属先を尋ねた質問に対して、「デザインセンター」と回答した企業が25%に増加している。あわせて、デザイナー独自の評価システムを構築している企業が大幅に増加して45%を占めた。

 デザイン投資を阻害する要因としては、「人材採用」(30%)が最多となり、その他の要因としては「社内で人材を育成できない」が16%、「デザイン人材が社外へ流出」が12%に増加している。デザイン人材の採用における課題としては、「採用における母集団獲得」(53%)がもっとも多く、「採用後にパフォーマンスが発揮できない」という回答が13%に増加した。

 デザイナーのトレンドでは、ジュニアデザイナーの割合は41%に増加している。働く環境で大事にしていることとしては、2022年と同様に「フルリモートOK」(22%)が最多となった。そのほか、80%以上がマネジメントよりもスペシャリストとしてデザインを追求したいと答えており、ジュニア層ほどその傾向が強いことが明らかになっている。

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