アンチパターンは、同社の提供するSaaS開発/運用を支援する運用管理プラットフォーム「SaaSus Platform」において、「行動履歴ログ機能」「シングルテナント管理機能」の提供を開始して、独自のコントロールプレーンの拡充を行ったことを、7月12日に発表した。
今回、SaaSus Platformにて提供が開始された「行動履歴ログ機能」は、ユーザーがSaaSを操作した履歴を確認できる機能であり、ユーザーの行動履歴ログを確認・分析することによって、実際のユーザーの行動を基にした開発の優先順位付けやカスタマーサポート活動などに役立てられる。なお、同機能はSaaSus Platformのアドバンスドプラン以上で利用可能になっている。
同じくSaaSus Platformにて提供が開始された「シングルテナント管理機能」は、SaaSus PlatformでのシングルテナントアーキテクチャのSaaS構築をサポートするための機能。シングルテナントアーキテクチャでは、それぞれのテナントにおけるデータが物理的に分離されているため、データ漏えいのリスクが減るといったメリットがある一方で、テナントごとにサーバやDBを用意しなければならないので、管理コストが大きくなってしまう。本機能では、テナント作成時に自動で顧客のAWS環境に対するサーバやDBの用意を支援することで、管理・運用コストを引き下げる。同機能はSaaSus Platformのアドバンスドプラン以上で利用できる。
SaaSus Platformは、SaaSの開発/運用/販売を支援するSaaSで、SaaS開発期間の短縮や運用効率の向上、販売プロセスの自動化を支援する。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア