クアリトリクスは、今後5年間で1億米ドル以上を日本に投資することを発表した。この投資により、企業がカスタマーエクスペリエンスと従業員エクスペリエンスを向上させ、利益率の改善および従業員の生産性とエンゲージメントの向上、収益の増加を実現できるよう支援する。また同社は、日本の企業や政府がAIを使用したエクスペリエンス管理技術を活用して人的資本経営の実現やAI導入とデジタルイノベーションに焦点を当てた重要な戦略プログラムを推進し、カスタマーエクスペリエンスとサービスを向上させることで経済のさらなる活性化に貢献する。
この度の投資を通じて同社は、日本におけるエクスペリエンス管理の展開をさらに加速し、最適化を通じてコミュニティの発展にも貢献する。具体的には、日本のユーザー向けに同社のXMプラットフォームの機能や日本市場に沿った開発を継続的に進めること、日本国内のデータインフラの強化、技術的専門知識やリソースの増強、そして国内の同社パートナー企業へのサポートおよび支援などを含む。
今回の投資は、2027年までに世界規模で5億米ドルをAIイノベーションに投資するという同社のコミットメントに追加して行われるもの。この投資は、既存・新規を含むすべての顧客や従業員を理解し、つながりを構築する能力を飛躍的に向上させる新しいAI機能の導入に続く。
同社は、クラウドネイティブのソフトウェアプラットフォームを通じて、組織が卓越したエクスペリエンスを提供し、顧客や従業員とより深い関係を構築できるよう支援する。高度なAIを活用して人々の声を集め、分析し、それをもとにアクションを起こす。また、膨大な体験データにもとづいた、人間の感情についてのデータベースも構築している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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