NTTドコモ、インテージ、ドコモ・インサイトマーケティングの3社は、NTTドコモおよびインテージが保有する各種データを活用して、パートナー企業自身による顧客データ分析を可能にするデータクリーンルーム「ドコモ データクリーンルーム」の提供を、ドコモ・インサイトマーケティングを通じて8月7日に開始した。
ドコモ データクリーンルームは、NTTドコモが保有する1億超のdポイントクラブ会員の属性情報や位置情報といった各種データや、インテージおよび同社の子会社が保有する消費者の購買行動分析に強みを持つ「SCI」や「買いログ」といった各種データのうち、顧客から必要な同意を得られているデータを活用して、パートナー企業自身でNTTドコモが保有するデータやインテージが保有するデータを掛け合わせて、顧客データを分析できるSaaSサービス。
パートナー企業は、外部提供することなく顧客データの利用が可能になる。また、NTTドコモが保有するデータやインテージが保有するデータは、個人が特定できない形に加工された状態で提供されるほか、同サービスによってパートナー企業が得られる分析結果は、あくまでも統計情報に限られる。
ドコモ・インサイトマーケティングやパートナー企業が保有するデータの中身は、相互に確認が不可能な仕組みになっているので、プライバシーに配慮したセキュアな環境で分析できる。
同サービスの利用に合わせて、リサーチから分析、可視化、マーケティング施策の実行、最適化まで、一貫したトータルソリューションを実現するためのコンサルティングサービスも提供する。
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ProductZine編集部（プロダクトジンヘンシュウブ）
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