almaは、同社の開発・提供するインサイトマネジメントクラウド「Centou」において、ペルソナやカスタマージャーニーといった成果物と、個別のインサイトデータ、議事録データを一貫して参照できる「レポート機能」をリリースしたことを、10月24日に発表した。
今回リリースされたレポート機能は、ペルソナやカスタマージャーニーマップと、根拠となるローデータ(ユーザーインタビューや商談などの議事録データ)の自由な行き来を可能にするもので、「チームの誰もがインサイトドリブンな意思決定ができる」ことを目指して実装されている。
ペルソナやジャーニーマップといった成果物は、チームの認識を揃える手段としてプロダクト開発や新規事業、マーケティングといった、さまざまな場面で使われるようになった。一方で、ペルソナやジャーニーマップをチームで運用するにあたって、以下のような問題に直面する場合がある。
- 記載されている内容の真偽を確かめづらく、納得感・意思決定スピードが下がる
- さまざまなチームで似たようなペルソナなどが作成されて、車輪の再発明が繰り返される
- 企業やチームの都合に合わせた、恣意的な内容のアウトプットができてしまう
- 担当者が変わるたびに、新しいアウトプットができ、データに一貫性がない
レポート機能を活用することでこれらの問題点が解決され、より事業成果につながるアウトプットづくりが実現する。
Centouは、ユーザーインタビューや顧客サポートなどで得られたユーザーインサイトを分析・管理する、日本初のインサイトマネジメントクラウド。各所に散らばっていたユーザーヒアリング情報をインサイトデータとして統合するため、バラバラな解釈から解放され俯瞰的なユーザー理解が可能になる。
また、曖昧で解釈がブレやすい「ユーザーインサイト」を、徹底的にチームで共有しやすく、かつ扱いやすくなるよう設計されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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