プロフィナンスは、同社の代表取締役CEOである木村義弘氏の著書『事業計画の極意 仮説と検証で描く成長ストーリー』(中央経済社・刊)が、先行して全国の書店で発売されるとともに、ネット書店での予約販売が開始されたことを、11月29日に発表した。
同書は、プロフィナンスが大手企業およびスタートアップアクセラレーションプログラムにおいて実施した、研修・ワークショップ、セミナーを経て、幾度も改訂を重ねられた事業計画講座に基づいた内容となっている。とりわけ、実務家が事業計画を作る上で、立ちはだかる壁や悩みを詳細に解説する。
従来の「事業計画」を冠する類書とはまったく異なった位置づけにあり、「事業計画を活用し、事業成長にどう結びつけるか」を主題としている。網羅的に事業計画書を作成して、フレームワークで考えを整理した上で、事業をどう実行に移していくか、収益計画を表計算ソフトで表現する前に、どのように戦略を定量化できる考えに落とし込んでいけるかといった、これまで語られなかったものの、事業を行う上でもっとも核心となる内容に真正面から切り込む。
同書のおもな想定読者は以下の通り。
- 投資家・金融機関向けに事業計画を作成・説明する必要に迫られた起業家やCxO
- 2桁成長を狙う大手企業の経営幹部・事業責任者や新規事業担当者
- 大小関わらず、企業成長・事業推進を支援・伴走するコンサルタント、会計士・税理士、中小企業診断士といったプロフェッショナル
そのほか、ビジネスパーソンとして身につけたい「事業を構造的に捉えるスキル」が体系的に身につく内容となっている。
同書は、以下の9章で構成される。
具体的には、「いい事業計画とは何か?」「事業計画に求められる正確さとは何か」「作成する適切な粒度・期間」といった実務家がよく悩むポイントに加えて、「グローバルデカコーンが見ているたった1つのKPI」など、示唆深いエピソードついても解説・言及している。
最大のポイントは、KPIツリーを構築するための世界初の体系である「収益構造分解理論」で、これまで日本だけでなく世界でも確立されてこなかった、KPIツリーを作るノウハウを体系化した。
プロフィナンスは、事業計画・予実管理を一貫して推進する経営DXプラットフォーム「Vividir(ビビディア)」を通じて、スタートアップから大手企業の経営管理・事業成長の支援をしている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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