STYZは、同社が運営するインクルーシブデザインスタジオ「CULUMU(くるむ)」において、Web担当者向けのアクセシビリティ講座「これからのウェブ担当者に求められる共創のアクセシビリティ〜法改正後の新たな一歩〜」を、12月17日にオンラインで開催する。参加費は無料。
同講座では、Web担当者が知るべき合理的配慮の基本やデジタル業界における最新のアクセシビリティトレンドを押さえるほか、当事者を巻き込んだ共創型の取り組みを紹介する。
同講座で扱うテーマは以下の通り。
第1部「いま求められる合理的配慮とは?」
第1部では合理的配慮の重要性と基本概念を学ぶ。2024年4月から障害者差別解消法が改正され、民間企業に対しても障害のある人に対して、申し出があった場合に合理的配慮を提供することが義務化されることになった。合理的配慮を求める人がより使いやすくなる環境の整備の一環として、Webアクセシビリティへの対応は必要となってきている。
第2部「デジタル業界におけるアクセシビリティのトレンドと実践事例」
第2部では業界の最新動向や当事者を巻き込んだ同社の共創型取り組みを紹介し、成功のポイントや応用のヒントを解説する。近年、サイトやアプリのリニューアルを行った企業の多くはアクセシビリティを踏まえたリニューアルを行っている。また、アクセシビリティの対応状況や方針をコンテンツ化し、顧客に発信しているケースも増えてきており、対外的な発信の重要性は今後も増えてくると言える。
参加対象は以下の通り。
- Webサイトやアプリの開発・運用を担当している人
- アクセシビリティに関する知識を深めたいデザイナー
- 法改正に伴う企業対応を検討している経営者・管理職
- CSR活動やダイバーシティ推進に関心がある人
- 障害者支援やインクルーシブデザインに興味がある人
開催日時は12月17日の15時~16時で、Zoomを通して行われる。参加には事前の申し込みが必要で、定員は100名。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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