noteは、生成AI市場を制するツールの動向を探るべく、2024年の投稿データを基にした生成AIツールランキング(総合・急上昇の2部門)を発表した。同ランキングは、noteへの記事の投稿数・投稿者数・PV数などの指標を総合的に分析して作成されている。
総合ランキングでは首位のChatGPTに続き、カスタマイズ性の高いStable Diffusionが2位という結果となった。それぞれ最新バージョンの解説や、実験的な活用例が数多く投稿されている。
一方で、急上昇ランキングではDALL-EやAdobe Fireflyなど慣れ親しんでいる作業環境でそのまま使えるツールが台頭。商用利用しやすいツールに関心が高まっていることがわかる。また、検索機能付きのPerplexity(急上昇3位)や、文章・画像・音声を統合的に扱えるGemini(両ランキング5位)など、多機能型のツールも注目を集めた。
IDC Japanの「2024年 国内AIシステム市場予測を発表」によると、国内の生成AI市場規模は2024年に1016億円に達し、2028年には8028億円まで拡大すると予測されている。新ツールや新機能が続々と登場する中、最新情報の入手先としてSNS(42%)やニュースサイト(39%)が使われている(ICT総研「2024年度 生成AIサービス利用動向に関する調査」より)。
noteには最新の活用事例や実践的な知見が日々投稿されており、生成AIツール関連の記事がnoteの記事全体のページビュー数の約1割を占めている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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