MOONSHOT WORKSは、新規事業開発に特化したアイデア創発プログラム「1DayCEO」を、12月17日に本格リリースしている。
MOONSHOT WORKSはこれまで、企業の新規事業開発専門のコンサルティングとして、プロジェクトの伴走支援やイントレプレナー人財育成を行ってきたが、複雑な社会課題をテーマにしたステークホルダーの多いプロジェクトでは、従来の合議制会議や型通りのワークショップだけでは良質なアイデアが出ない、決定を先送りしてしまうといった問題があった。
そこで、ファシリテーターよりも一歩踏み込む形で、同社の認定のジェネレーターがグループワークに介入することによって、アイデア創発とデシジョンメイキングのクオリティを向上することを目的に開発されたのが1DayCEOであり、とりわけ企業の新規事業部署やビジネスコンテストの参加者と運営組織、産官学連携で共創する企業、自治体、大学のプロジェクトに特化した内容となっている。
同プログラムでは、豊富なアイデア起点で「多彩なアイデア」を出すとともに、それを「飛躍」させ、「決める」意思決定を体験することで、事業開発の加速を支援する。
参加者がアイデアの数に困ることがないよう、多様なアイデアを引き出すべく「アイデアの起点」となるフレームワークを多数用意する。さらに、ありきたりなアイデアを飛躍させる仕組みによって、「既視感」のないアイデアが出やすくなっている。
新規事業、商品、サービス、新カテゴリ、ブランディングのアイデアを起点にするフレームワークとしては、12月の時点で以下を用意する。
- 自社の強みアセット
- メガトレンド
- ビジョンドリブン
- アート思考
- デザイン思考
- ものづくり
- オープンイノベーション
- ソーシャルインパクト
なお、フレームワークは随時追加を予定しており、顧客の要望に応じたカスタマイズもできる。
あわせて、事業の戦略目標に合わせ論理的に判断を下し、かつ経営陣の判断軸にもカスタマイズ可能なフレームワークを使って、プログラム中に必ず意思決定を行う。
さらに、MOONSHOT WORKSの認定ジェネレーターが、ワークショップのグループごとに入って、アイデア創発の活性化とデシジョンメイキングのクオリティ向上を促し、初心者からベテランまで多様なステークホルダーでのワークショップでも本音が出やすくすることで、意見・アイデアの活性化を支援する。
おもな提供対象は、企業の新規事業部署/ビジネスコンテスト運営事務局、インキュベーション施設、大学、自治体の共創プロジェクトで、東京近郊、名古屋近郊、大阪近郊、福岡近郊エリアを対象地域としている(同エリア外での開催は要・相談)。
料金は、同時開催の参加人数によって異なり、税別の標準価格は、6名までが40万円、12名までが50万円、18名までが80万円、40名までが120万円となる。また、同時に40名以上での開催にも対応するほか、内容によっては別途カスタマイズ費用が発生する場合もある。
そのほか、1DayCEOのリリースにあわせて、2025年1月10日〜3月末の期間に同プログラムを実施した企業や組織のうち、先着3者にチームのクリエイティブ力や現在の課題がわかる「共創力診断書」をプレゼントするとともに、付箋アイデアのテキスト化と事業化に向けたアドバイスを提供する。さらに、サービス価格を30%割り引く。
1DayCEOに関する問い合わせや、期間限定キャンペーンの個別相談申し込みは、専用のフォームにて受け付けている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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