米Pendoは、イスラエルを拠点とするノーコード予測分析プラットフォーム「Forwrd.ai」の買収を、7月15日に発表した。

同社はすべてのソフトウェア体験を意思決定と成長の資産に変えるソフトウェア体験管理(SXM)プラットフォーム「Pendo」を提供しており、Forwrd.aiの技術は、Pendoに新たに加わるAI機能「Pendo Predict」の中核を担う。Pendo Predictは、Pendoの利用データとForwrd.aiの予測モデルを組み合わせることによって、現場の意思決定を支えるAIツール。
営業ではリードの優先順位付け、カスタマーサクセスでは離脱リスクの検知、プロダクトではアップセルにおける兆しの把握といった、各チームが必要な判断材料をすぐに得られるようになり、企業全体がよりスピーディかつ効果的に顧客との関係を深め、成長につなげていくことを可能にする。
Pendo Predictには、以下のような機能が含まれる。
- 解約リスクのモデリング:離脱の可能性が高いアカウントとその理由を特定
- リードの資格付けとスコアリング:アプリ内シグナルに基づいて、コンバージョンの可能性が高い見込み客に優先順位をつける
- 拡張機会の検出:機能の利用状況から、アップセルの可能性が高いユーザーを特定
- 予測セグメンテーション:予測された成果に基づき、顧客セグメントを最適な形にフィルタリング・ターゲティング
- 「次に取るべき最善のアクション」を推奨:Pendo内でのガイドの起動、カスタマーサクセスへのエスカレーション、Salesforceでアカウントにフラグを立てるといった、インテリジェントな提案の表示
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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