ヌーラボは6月24日、定時株主総会および臨時取締役会において、小川淳氏の取締役COO就任と中島成一朗氏の取締役CPO就任を決議したと発表した。代表取締役CEOの橋本正徳氏、社外取締役の小笹文氏を含む4名による新経営体制に移行する。
新体制移行の背景には、21年間にわたって蓄積してきた業務データの活用がある。主力サービスのプロジェクト管理ツール「Backlog」は有料契約1万5000件・ユーザー数150万人以上に利用されており、チームの判断や意思決定の過程を含む業務データが積み上がっている。同社はこの蓄積をAI活用時代における競争優位性と位置づけており、2026年に入ってからは「Backlog AIアシスタント」の正式提供と、業務フロー自動化ツール「Nulab Flowbase」のリリースを通じてAIを活用した価値提供を本格化させている。
新任COOの小川淳氏はリクルートやGoogle日本法人での事業立ち上げ・マネジメントを経て、Kaizen Platform、クックパッド、トヨクモなどで取締役・事業責任者を歴任。2025年からヌーラボに参画し、収益・成長戦略を主導してきた。就任にあたり「セールスやマーケティングの力を本格的に組み合わせれば、まだ届いていない市場は広い」と述べており、COOとして営業・マーケティング面での成長を牽引する。
CPOに就任する中島成一朗氏はfreeeでカスタマーサクセス立ち上げとCPO経験を積んだのち、カンムでプロダクト組織の構築を担い、2025年よりヌーラボに参画。就任にあたり「21年間の蓄積を人とAIが共に活かせるプロダクト設計に転換する」と述べており、AIが文脈を読み、人間が判断と対話に集中できる仕事の在り方をヌーラボのプロダクトから実現していく方向性を示した。
新経営体制への移行に合わせ、CEO・CPO・COOの3名による対談インタビューが公式noteで公開されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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