レッドジャーニーは、DXの過程で発生しがちな対立する2項を仕組みでつなぐソリューション「アジャイルブリゲード」を、7月26日にリリースした。
「アジャイルブリゲード(Agile Brigade:アジャイル混成旅団)」は、DXの過程で発生しがちな「新しい価値観」と「これまでの価値観」の矛盾による対立を乗り越え、概念と役割、組織それぞれの独自性を保ちながら繋ぐ仕組み。組織変革にともなって生まれる、さまざまな分断を解消し、組織全体での改革推進を仕組みとして提供する。
アジャイルブリゲードでは、「全体と個別の不同」「経営と現場の不一致」「新規・既存事業の不協和」といった分断を解消し、協働へと進むために、経営層・ミドル層・現場の代表・外部の専門家から構成されるメタチーム「センター・オブ・エクセレンス(CoE)」が、スプリントごとに
- 新規事業・既存事業を問わず各現場から組織的課題を掘り起こす
- 全社課題に対する意思決定を行う
- これを共有するために全社課題バックログを作成・更新し、周知する
といった施策を行い、これら施策を受けて各現場は
- 全社課題バックログから、個別プロジェクトの課題を導きだす
- スクラムによって反復的にプロジェクトの具体的施策をすすめる
- 定期的にふりかえり・向きなおりを行い、CoEに課題をフィードバック
といった施策を、スプリントという短い単位で反復し、プロジェクトを前に進めていく。
CoEは、各事業を巻き込み、組織そのものを循環するカイゼンを反復させることで、大きな組織変革のエンジンとする。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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