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ウォンテッドリーがデジタル人材動向の調査結果を発表、人材不足の職種の2番手に「プロダクトマネージャー」

 ウォンテッドリーは、同社が運営するビジネスSNS「Wantedly」ユーザー1191名、および148社の人事・採用担当者を対象に実施した「デジタル人材に関する調査」の結果を8月30日に発表した。同調査は、「Wantedly」ユーザーに対して8月13日~19日の期間、人事・採用担当者に対して8月18日~24日の期間に行われている。

 企業の人事・採用担当者に、勤務している企業においてデジタル人材が充足しているかを尋ねたところ、69%の企業がデジタル人材が不足していると回答した。

 デジタル人材が不足していると答えた企業に、不足人数を尋ねた質問では、「1~5人」(62%)がもっとも多く、29%の企業が6人以上のデジタル人材が不足していると回答している。

 社員規模別では、企業が大きくなるにつれて不足人数も比例して大きくなっており、企業規模に関わらず一定割合のデジタル人材が不足している傾向もみられた。

 デジタル人材が不足しているという企業に、とりわけどの職種の人材が不足しているかを尋ねたところ(複数回答)、「エンジニア」(67%)が最多で、「プロダクトマネージャー」(53%)がそれに続いている。

 同じく、デジタル人材が不足しているという企業に、デジタル人材に期待することを尋ねた質問(複数回答)では、「既存サービス改善」(63%)がもっとも多く、「新サービス開発」(59%)がそれに続いた。

 企業の雰囲気を、デジタル人材が充足している企業と不足している企業に分類して比較すると、「新しいスキルを磨くことが奨励されている」においてもっとも差が大きく、以下「女性が活躍している」「意思決定がボトムアップだ」「意思決定スピードがはやい」が続いている。

 企業の雰囲気について、デジタル人材充足企業が不足企業と比較して高ポイントを示す項目について、設立年数別に比較すると、「新しいスキルを磨くことが奨励されている」は設立年数が長いほど高く、デジタル人材充足企業が高ポイントを示す他の項目に着目すると「意思決定がボトムアップだ」「意思決定スピードがはやい」「仕事を楽しんでいる社員が多い」「裁量が大きい」といった項目は、設立年数が長くなるにつれてポイントが低くなる。

 「Wantedly」ユーザーに、どんなカルチャーの会社に魅力を感じるかを、最大3つまで選んでもらったところ、デジタル人材、非デジタル人材ともに「仕事を楽しんでいる社員が多い」がもっとも多く、デジタル人材では「新しいスキルを磨くことが奨励されている」が、非デジタル人材では「多様な価値観を受け入れる」がそれに続き、どちらも3位は「社内の風通しがよい」だった。

 「今いる会社を他の人に勧めるか」という質問への回答を元に、回答者を「推奨者」「中立者」「非推奨者」に分類し、デジタル人材の推奨者と非推奨者がそれぞれ満足・不満に感じる点について分析をしたところ、推奨者が満足に感じる点は「会社のビジョン・ミッション」「働き方の柔軟性」「行動指針・カルチャー」で、非推奨者がもっとも不満に感じる点は「成長できる環境かどうか」となっている。

 非デジタル人材では、推奨者が満足に感じる点はデジタル人材と同じく「会社のビジョン・ミッション」で、非推奨者が不満に感じる点は「行動指針・カルチャー」だった。

 魅力を感じる会社のカルチャー別に平均年収を算出すると、「裁量が大きい」に魅力を感じた層がもっとも平均年収が高く、「裁量が大きい」と答えた層の平均年収を100とした場合、「意思決定スピードがはやい」が92、「挑戦することが評価される」が88でそれに続いている。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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