フリーは、テックカンファレンス「freee 技術の日 2024」を、5月31日、6月1日にfreee本社で開催する(5月31日は前夜祭)。これに伴い、タイムテーブルを公開した。カンファレンスの参加費は無料。
今回の「freee 技術の日」では、「We are "freee Product Developers"」をテーマに、エンジニア、プロダクトマネージャーやデザイナーといった「freee」のプロダクト開発に関わる、あらゆる役割の社員が登壇し、約40のセッションを行う。特設サイトでは、セッションの登壇者と内容が公開された。
6月1日のキーノートセッションでは、フリー 取締役 CTO(Chief Technology Officer)の横路隆氏とフリー 取締役 CPO(Chief Product Officer)の東後澄人氏が登壇し、「freee」が考える統合型経営プラットフォームの価値、そしてその実現に向けた、開発組織のこれまでの取り組みと未来のチャレンジについて、プロダクトマネジメント、エンジニアリング、組織の観点から語る。
同カンファレンスでは、サービスの成長とシステムアーキテクチャの変遷、デザインプリンシプルの作り方など「freee」ならではのセッションが並ぶ。
セッション(一部)は以下の通り。
「進化していくシステムアーキテクチャ」/システムアーキテクト 宇佐美ゆう氏(5月31日 19時40分~)
どのようなサービスも最初は簡素なアーキテクチャの小さなプロダクトから始まるが、幸運にもサービスが成長すると、それを支えるためにシステムアーキテクチャの変更を余儀なくされる。「freee」もRailsのモノリスからスタートし、システムアーキテクチャを進化させながら成長したサービス。セッションでは「freee」におけるシステムアーキテクチャの変遷と将来の展望を紹介する。
「ID連携基盤のマイクロサービス移行プラクティス」/認証認可基盤エンジニア てらら氏(5月31日 18時10分~)
「freee」では現在、認証認可基盤のコアドメインからの切り離しを進めている。またすでに移行済みの認証基盤とは別に、ID連携機能も別サービスとして移行している。セッションでは「freee」の認証認可基盤の移行プラクティスについて紹介する。
「デザインプリンシプルのつくりかた」/デザインマネージャー 伊原力也氏(6月1日 12時20分~)
デザインの方向性を変化させていくためのデザインプリンシプル(原則)のつくりかたおよび浸透・活用のための試行錯誤について紹介する。
「freee 技術の日」は、有料課金ユーザー企業にサービスを提供する「freee」がこれまで蓄積した技術的知見や直面している課題を共有するカンファレンス。
開催日時は5月31日の18時~20時(17時30分開場)、6月1日の12時~18時20分(11時開場)。会場はフリー株式会社 本社(東京都品川区)で、YouTube Liveを通したオンライン配信も行われる。参加には事前の申し込みが必要となる(先着順)。なお、両日終了後にオフライン限定の懇親会が開催される(1~2時間の予定)。また、6月1日限定でfreeeオフィスのツアーも開催される。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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