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ProductZine Day 2024 Winter

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20〜69歳の男女、サブスクリプションサービスの認知率は86%、利用経験は51%に

 J.D. パワー ジャパンは、20〜69歳の男女4000名を対象に実施した、サブスクリプションサービスに関するアンケート調査の結果・第1弾を、12月13日に発表した。同調査は、8月に行われている。

 調査対象者に、さまざまな媒体などで見聞きしているおもなサブスクリプションサービスについて、12のジャンルをピックアップしてその認知について尋ねたところ、サブスクリプションサービスを1つ以上知っていた人は86%に達しており、年代別では若い世代ほど認知率が高く、若年層では9割超を占めた(以下すべてJ.D. パワー調べ)。

 サブスクリプションサービスごとの認知率をみると、「動画配信」(73%)がもっとも多く、以下「音楽配信」(67%)、「電子書籍/コミック」(62%)、「自動車」(45%)、「スポーツ/エクササイズ」(43%)、「ファッション」(41%)が続いている。一方で、「美容/コスメ」(24%)、「乳幼児/子ども用グッズ」(22%)などは2割強に留まった。年代別では、ほとんどのジャンルで若い世代の方が認知率が高いものの、「自動車」ではシニア層の認知率がもっとも高い。

 男女別では、「自動車」「ゲーム」は男性の方が、「ファッション」「美容/コスメ」「食材/飲食」「乳幼児/子ども用」は女性の方が認知率が高い傾向がみられた。

 今までに、何らかのジャンルのサブスクリプションサービスを、現在または過去に利用した経験があるかを尋ねた質問では、「利用したことがある」とする回答が51%に達している。こちらも、若い世代ほど利用経験率が高く、若年層とシニア層の利用経験率には2倍の開きがあった。

 サブスクリプションサービスの、ジャンルごとの利用経験率としては、「動画配信」(40%)が最多となり、以下「音楽配信」(23%)、「電子書籍/コミック」(13%)が続いている。年代別では、若年層の利用経験率がいずれのジャンルでも他の年代を上回っており、とりわけ「動画配信」「音楽配信」「電子書籍/コミック」「ゲーム」といったデジタルコンテンツ系のジャンルでは、若年層の利用経験が他の年代と比較して高かった。

 サブスクリプションサービスの、それぞれのジャンルを認知している人に絞ってみると、「スポーツ/エクササイズ」「教育/学習」「食材/飲食」「美容/コスメ」といったジャンルを利用したことがある人は、全体ではいずれも1割未満だったものの、これらのサービスを認知している人の利用経験率は10%台と、2〜3倍程度上昇している。

 現在、サブスクリプションサービスを利用しているかを尋ねたところ、「利用している」という回答は43%だった。現在、利用しているサブスクリプションサービスのジャンルとしては(複数回答)、「動画配信」(33%)がもっとも多く、「音楽配信」(16%)がそれに続いている。その他のジャンルは、いずれも1割に満たなかった。

 サブスクリプションサービスの利用継続率を尋ねた質問では、利用経験があり現在も利用中という回答は「動画配信」(82%)が最多となり、以下「音楽配信」(69%)、「自動車」(58%)が続いている。「電子書籍」「ゲーム」「美容/コスメ」「乳幼児/子ども用グッズ」「食材/飲食」「スポーツ/エクササイズ」はいずれも40%台、「教育/学習」「家具/家電/インテリア」「ファッション/アパレル」は30%台だった。

 それぞれのサブスクリプションサービスを利用した経験のある人に、利用期間を尋ねたところ、「動画配信」「音楽配信」「電子書籍/コミック」「ゲーム」では「2年以上」が40〜60%に達し、「3か月以内」を上回っている。また、オンラインとオフラインの両方でサービスが提供されている「教育/学習」「スポーツ/エクササイズ」でも、「2年以上」は40%台で、「3か月以内」を大きく上回った。一方で、「家具/家電/インテリア」「ファッション/アパレル」「乳幼児/子ども用グッズ」では、「3か月以内」が40%台を占めている。

 現在、サブスクリプションサービスを利用している人に、月々の支払い金額を尋ねた質問では、「電子書籍/コミック」(66%)、「音楽配信」(55%)、「動画配信」「ゲーム」(どちらも52%)では「1000円未満」が半数超に達した。「1000〜3000円未満」を合わせると、月額3000円未満の利用者が8割超を占めている。一方で、「教育/学習」「美容/コスメ」「食材/飲食」では月額3000円未満の利用者は30〜40%台であり、5000円以上の利用者も30%台に達した。また、「食材/飲食」では1万円以上の高額利用者が約2割、「スポーツ/エクササイズ」でも5000円以上が6割弱と、比較的高額利用者が多い。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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