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迷わずにプロダクトを成長させる「プロダクトデザイン」の17のプロセス

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 プロダクトを運営する上でやるべきことは膨大にあります。「プロダクト価値を向上させたいが、どこから手をつけていいかわからない」と思うこともしばしば。今回は、成長させるプロダクトのグロースを考える17のプロセスを一つひとつご紹介します。

目次

対象読者

  • プロダクトマネージャーとしてお仕事を始められた方
  • グロースに関わるデザイナーの方
  • プロダクトに関わるプロジェクトに携わる方

はじめに

 セブンデックスは事業成長にコミットするデザインコンサルティングファームとして、大企業からスタートアップまで、さまざまなサービスのデザイン支援を行わせていただいています。

 プロダクトのグロースを考えるプロセスを行う上では「デザインとデータを融合する」ことが重要になります。これはごく当たり前に言われていることである反面、実際に実行するのはとても難しいことです。

 そもそも、「デザインとデータを融合する」ことでどんな利点があるのでしょうか? さまざまな利点がありますが、一番の利点は考えるべき論点が明確になることです。論点が明確になれば、おのずと実行すべきことや検証すべき点も明確になります。検証の結果からまた新たな論点が見つかり、これを解決するためにまた実行していく。この繰り返しこそが、プロダクトを成長へと導きます。

 しかし、多くの場合はこのようにスムーズにプロダクトが成長することは難しいです。日々膨大な情報がある中で、プロダクトを成長させようと思えば思うほど、このサイクルの一部分を繰り返していたり、走っているうちに目標を見失っていたりすることもしばしば。しかも、ほとんどの人がこの間違いに気が付くことなく、無意識のうちに堂々巡りをしてしまうこともあります。

 例えば、「着手していないが課題感としては認識しているタスク」があります。その中の一つが実は最もサービスの成長を阻害している要因だとしたらどうでしょう? もし最初の段階においてデータできちんと立証していれば、取り組むべき論点が明確になっていたはずです。しかし、山積みになっている課題一つひとつの難易度や、投資対効果を一目で判断することは難しく、どの課題に取り組めばいいかわからないことがほとんどです。

 そこでプロダクトを飛躍的に成長させるために不可欠なのが、解決した場合に最もレバレッジの効く課題に取り組み、素早く効率的に解決していくことです。そのためにはより正確に、より速く、そして迷いなく課題提起/解決を行う必要があります。

  「デザインとデータを融合する」ことで確実にプロダクトを成長させられる保証はありませんが、少なくともデータで裏打ちされていれば大きく間違った方向性に進むことを防げます。

プロダクトデザインを構成する17のプロセス

 プロダクトデザインのプロセスは、課題を見つけて実際にインターフェースを設計するところまで、全部で17のステップに分類されます。 このプロセスをサイクルで循環させ、継続的に改善していくことでプロダクトの成長を一つひとつ積み重ねていきます。

 ここから、プロダクトデザインを進めていく17のステップを一つひとつ紹介していきます。

「計画」段階

 まずは、計画についてです。事業戦略に沿って計画的なプロジェクトプロセスを組むことからはじめます。今後成長の観測をするにあたって、継続的な定点観測と観測からギャップを見つけることがさらに成長課題の発掘につながります。

 (1)課題提起・抽出:「成長するために課すべきお題」を洗い出していきます。ここで注意したいのが、必ずしも“悪い点が課題である”わけではなく、“サービス成長のために新しく課すべき課題もある”ということです。その上でチーム内で事業戦略の予定、サービスの体験、技術的な負債、短期的や長期的など、とにかく多くの意見を集めていきましょう。その際にプロダクトのミッション、事業戦略、外部環境、ユーザーレビュー、KPI、アナリティクスデータ、個人の主観などをリソースとして、さまざまな角度から行うのがポイントです。

 (2)課題着手の優先度決定:課題提起・抽出のステップで挙げられた課題の優先度を決定していきます。投資対効果のみで決めるのではなく、事業スケジュールや資源、期待利益の大きさなども鑑みてレバレッジを考えながら、「今着手すべきことは何か」を総合的に判断しましょう。そのうえで最も優先的に取り組むべき課題は何かを決めていきます。

 (3)マイルストーン/スケジューリング:目標となるスケジュールを決めていきます。このタイミングではマイルストーンの粒度を決めて「どのタイミングでどの課題を完了し、どのような状態が理想なのか」を決定します。こうすることで、急なメンバー追加や変更があっても柔軟に対応できます。


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