Macbee Planetは、サブスク事業(定期通販や通信・水などのリカーリングモデル含む)のマーケティング担当者を対象に実施した、マーケティングDXに関する実態調査の結果を6月21日に発表した。同調査は、4月25日~27日の期間に行われ、106名から有効回答を得ている。
調査対象者に、サブスク事業のマーケティングを行う上で、顧客データの分析と顧客データの活用をどの程度できていると思うかを尋ねたところ、「顧客データの分析」については「十分にできている」が28.3%、「顧客データの活用」については「十分にできている」が31.1%となった。
顧客データの分析について、「あまりできていない」「全くできていない」と答えた人に、分析ができていない理由を尋ねた質問(複数回答)では、「分析するためのデータが整理されていないため」(52.0%)、「有効な分析観点がわからないため」(48.0%)、「顧客データ量が少ないため」(36.0%)が上位を占めている。
同じく、顧客データの分析が「あまりできていない」「全くできていない」と答えた人に、顧客データの分析は、今後のマーケティングを進める上で重要だと思うかを尋ねたところ、「非常に重要」が56.0%、「やや重要」が36.0%だった。
顧客データの分析が今後のマーケティングを進める上で「非常に重要」「やや重要」と答えた人に、顧客データの分析が重要だと思う理由を尋ねた質問(複数回答)では、「購買に繋がる顧客を特定するため」(60.9%)がもっとも多く、以下「顧客の関心を喚起するメッセージやクリエイティブを作るため」(52.2%)、「顧客満足度を向上させるため」(52.2%)が続いている。
顧客データの活用について、「あまりできていない」「全くできていない」と答えた人に、活用ができていない理由を尋ねたところ(複数回答)、「活用ノウハウがないため」(60.6%)が最多となり、「新規集客とCRMでのデータ管理が統一されていないため」(48.5%)がそれに続いた。
同じく、顧客データの活用が「あまりできていない」「全くできていない」と答えた人に、顧客データの活用は、今後のマーケティングを進める上で重要だと思うかを尋ねた質問では、「非常に重要」が54.6%、「やや重要」が39.4%となっている。
顧客データの活用が今後のマーケティングを進める上で「非常に重要」「やや重要」と答えた人に、顧客データの活用が重要だと思う理由を尋ねたところ(複数回答)、「サービス改善に活かすため」(58.1%)、「CRMが重要になってくると思うため」(51.6%)が上位を占めた。
同じく、顧客データの活用が今後のマーケティングを進める上で「非常に重要」「やや重要」と答えた人に、顧客データの分析・活用を行い、LTV最大化を実現するサービスがあれば欲しいかを尋ねた質問では、「とても欲しい」が56.6%、「やや欲しい」が39.6%という結果となっている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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