ビーコミは、同社代表取締役の加藤恭子氏による初の単著『話題にしてもらう技術~90.5%の会社が知らないPRのコツ』を11月4日(電子書籍版は10月25日)に発売した。四六判・272ページで、価格は税込1980円。

ソーシャルメディアの普及に伴ってターゲット層に情報を伝達するチャネルがますます多様化している今、他にない自社のユニークな製品やサービスの特長をどのように届けるかがますます重要になっている。
また、記者向けにプレスリリースを配信したりターゲット層向けにオウンドメディアを活用した広報・マーケティング施策を実施したりしても、効果が把握できない場合が増えている。さらにはITを駆使した情報発信が手軽に利用できるようになったことから、組織内に広報専任の部門がないまま他部門と兼任の担当者が広報活動を行うケースも増えている。
「プレスリリースを出したけど反応ゼロ」「お金をかけたのに全然メディアに露出できない」「取材でテレビに出られたけど売上につながらない」など、どこの組織でも起こり得るこのような課題に対して、同書では記者として取材する側、企業の広報PR担当者として取材される側、両方の経験を持つPRのエキスパートが自社の活動を多くのメディアやネットワーク上で話題にしてもらうために必要なノウハウを、わかりやすい例を交えて詳しく解説している。
広報活動をする上で必須となる法則や役立つツールの紹介や「ターゲットに届く」広報活動計画の策定から持続的に話題になり続ける仕組みの構築、さらには企業の情報発信が「炎上」という結果にならないためのポイントなどを幅広く収録している。
自社で広報活動を行いたい中小企業の経営者やベンチャー、スタートアップの経営者のほか、初めて広報担当者になった人から現在の自分・自社の広報活動を今一度見直してみたいベテラン担当者まで役立つ1冊となっている。
なお、加藤氏のnoteでは、執筆の背景や読者から寄せられたコメントなどが紹介されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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